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履歴書への派遣職歴の書き方は?パターン別に記入例を紹介

派遣での職歴を履歴書に記入する際、どのように書くべきか迷う人は多いのではないでしょうか。
自分の経歴を、採用担当者が見やすいように、かつ適確にアピールするためには、基本の項目をおさえながら状況に応じて記載内容を調整する必要があります。

この記事では、履歴書への派遣職歴の書き方を、パターン別に記入例付きで解説します。
正社員など直雇用の職歴とは異なり、派遣での職歴は記入において注意すべきポイントもあるので、合わせて確認しましょう。

派遣経験の履歴書の書き方・記入すべき項目

派遣経験の履歴書の書き方・記入すべき項目

派遣社員としての職歴は、直接雇用の場合とは異なり、登録した派遣元と実際に働いた派遣先の両方がわかるように記載しなければなりません。
記入すべき主な項目は、以下の4点です。

  • 派遣元の会社名
  • 派遣先の会社名
  • 部署名、業務内容
  • 期間

上記の内容をまとめ、簡潔に記入します。
ただし、これは基本の記入内容であって、経験社数など状況によって内容に調整が必要です。
実際に記入するにあたっての注意点を、具体的に確認していきましょう。

派遣開始は「就業」、派遣終了は「派遣期間満了」と記入する

直接雇用で就業状況を記入する場合、「入社」「退職」の表現を使用します。
しかし、派遣の場合は派遣元・派遣先いずれの社員でもないため、この表現は適切ではありません。

派遣職歴では、派遣会社への登録時は「登録」、派遣開始を「就業」、派遣終了を「派遣期間満了」と記します。

派遣社員は契約期間満了まで働くことが基本であるため、勤務終了を「退職」ではなく「満了」と表記します。
しかし、転職先が決まったなどの理由によって、派遣期間が満了する前の段階で自分から職を辞する場合もあるでしょう。
自身の都合で退職するケースでは、「一身上の都合により退職」と記入します。

部署名などの記入は行数に合わせて変更する

先述のとおり、基本的には派遣元名と派遣先名、部署名、業務内容、期間を明記しますが、派遣先が多い場合は必ずしもすべて記入できるわけではありません。

履歴書を見る採用担当者は、いつ、どこで、何をやっていたかを知るために職歴の確認をしています。
そのなかで、派遣先の部署名と業務内容は、どのような業務を行っていたかわかりやすくするために必要です。

したがって、派遣元と派遣先が1社、2社程度であれば部署名と業務内容も詳しく記入しましょう。
反対に、派遣先社数が多く、入り切らない場合は部署名を記入しないなど、行数を確認しながら臨機応変な対応をとることがポイントです。

パターン別・派遣社員としての履歴書記入例

パターン別・派遣社員としての履歴書記入例

記入にあたっては、状況別に内容を工夫しましょう。
主な4パターンの記入例を紹介していきます。

一つの派遣元から、一つの派遣先へ勤務している場合

一つの派遣元から、複数の派遣先へ勤務している場合

派遣元と派遣先がともに少なく、履歴書のスペースに余裕がある場合は、部署名や業務内容などを細かく記入しましょう。
書かなくても問題はありませんが、どのような仕事をしていたかを詳細に伝えるためには有効です。

記入の際は全体の行数を見て、詳細を1字下げにするなど見やすいように工夫しながら仕上げましょう。

スペースがあるにも関わらず記入をしていない場合、手抜きだと感じられてしまう恐れがあります。
そのため、職歴の行数に余裕があれば、部署名と業務内容も積極的に記入しましょう。

一つの派遣元から、複数の派遣先へ勤務している場合

一つの派遣元から、複数の派遣先へ勤務している場合

一つの派遣元から複数の企業へ派遣されている場合は、派遣先ごとに1行でまとめるとわかりやすく仕上がります。

最初に登録した派遣元を記入し、次の行から働いた派遣先名、部署名、業務内容、期間を1行ごとにまとめて記入します。
このとき、部署名や業務内容はスペースを見ながら記入内容を調整しましょう。
また、派遣先が多く細かい内容を記載できない場合は、職務経歴書に詳細を記入します。

なお、1日のみの単発アルバイトに派遣されて派遣先社数が多い場合もあります。
そうした場合、1社ずつ記入せず「短期アルバイトとして6社の派遣先で就業」のように1行でまとめましょう。

複数の派遣元から、複数の派遣先へ勤務している場合

複数の派遣元から、複数の派遣先へ勤務している場合

派遣元と派遣先がそれぞれ複数ある場合も、派遣元ごとにまとめると見やすく仕上がります。
一つの派遣元から複数の派遣先へ勤務している場合と同様の方法で記述し、それを複数の派遣元ごとに行うイメージです。

派遣元も派遣先も複数ある場合、特に行数を多くとってしまうことが考えられるため、よりシンプルにわかりやすくまとめることが大切です。

また、どうしても入りきらない場合、「株式会社Aにて派遣登録(派遣先:B株式会社 経理部)」などと1行にまとめても問題ありません。
しかし、業務内容などを伝えられないため、書ききれなければ詳細は職務経歴書に記入しましょう。

派遣社員から正社員など直接雇用になった場合

派遣社員から正社員など直接雇用になった場合

派遣の3年ルールによって、派遣された先の同じ事業所で3年以上続けて働くことはできません。
こうした背景もあって、派遣社員から正社員や契約社員といった直接雇用になるケースもあります。

直接雇用に切替となる場合、所属する会社が変わるため、行を分けて記入することがルールです。
勤務先が変わらないこともあり、社員登用や昇格といったイメージが強いかもしれませんが、実際にはそもそも所属会社が変更になっています。
履歴書記入の際には混同されてしまわないよう、注意しましょう。

履歴書に派遣社員の職歴を記入するポイント

履歴書に派遣社員の職歴を記入するポイント

守秘義務についてなど、派遣職歴の記入にあたってはいくつかの気をつけるべき点があります。
主な注意点を4つ確認しましょう。

守秘義務で会社名を書けない場合は注意が必要

派遣先の企業によっては、会社名の公表を禁止する秘密保持契約を結んでいるケースがあります。
この場合、具体的な会社名の記入は避け、「某大手自動車機器メーカー」「某大手アパレルブランド」など業種を記入し、会社と業務内容のイメージがつくような表現にとどめましょう。

守秘義務があるかは、派遣就業時に結んだ契約書の内容で確認ができます。
履歴書への記入前に一度チェックしておきましょう。

正社員の職歴を優先する

企業や採用担当者によっては、職歴において正社員経験が重視されるケースもあります。
正社員経験がある場合、その内容を細かく記入するようにしましょう。

派遣社員としての職歴はもちろん記入しますが、それによって職歴が多くなり、全体の内容や正社員の職歴が薄くなっては意味がありません。
派遣の職歴は簡潔にまとめ、正社員の職歴は期間や業務内容などを細かく書くことで、正社員として従事した経験を強調しましょう。

経験・スキルをアピールする

職歴やスキルが複数ある場合、応募する仕事内容に合わせて、求められる経験やスキルを優先的にアピールしましょう。

例えば、医療事務の仕事に応募する場合、同じく医療事務をしていた職歴についての業務内容などを詳しく記入します。
主体的に業務内容を拡大したなど、具体的な実績があればアピールをするとさらに有効です。

なお、職歴が多く書ききれない場合は、職務経歴書をうまく活用しながらまとめていきましょう。

派遣であることがわかるように記載する

派遣社員としての職歴は、正社員のものと勘違いされるような書き方をしてはいけません。
「派遣登録」といった文言を使い、雇用形態がわかるようにしましょう。

派遣社員であったにも関わらず、正社員や契約社員であったかのように記入すると、経歴詐称を疑われてしまう可能性があります。
経歴詐称と判断されると、信頼を失うだけでなく、内定取り消しや解雇になる恐れもあるでしょう。

故意ではなかったとしても、そのように思われてしまうだけでもリスクをともなうため、注意して記入することが重要です。

派遣経歴を履歴書にわかりやすくまとめよう

派遣としての職歴は、派遣元名、派遣先名、部署、業務内容、期間を明記することが基本です。

ただし、履歴書の職歴欄には、すべての内容が入りきらない場合もあります。
そういったケースでは、正社員の職歴や応募先企業とマッチした職歴を中心にアピールするなど、記入に工夫が必要です。

ポイントをおさえながら、自分の職歴と強みをわかりやすくまとめましょう。

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