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再就職の履歴書の書き方は?記載例とポイントを解説

再就職を考えている方は、転職活動の一環として、まず履歴書を作成しなければなりません。
とはいえ、履歴書の作成をするにあたって、新卒のときと同じように書けば良いのか迷う方も多いでしょう。

新卒と再就職の履歴書では、重きを置く部分が異なります。
本記事では、再就職における履歴書の書き方を、記載例を交えて解説します。

書く際のポイントも紹介するので、ぜひ参考にして履歴書を完成させてください。

再就職における履歴書の書き方

再就職における履歴書の書き方

ここではまず、再就職における履歴書の書き方として、特に新卒と異なる可能性の高い以下の3つを紹介します。

  • 学歴・職歴
  • 志望動機
  • 本人希望欄

学歴・職歴

再就職の履歴書でも学歴は記載しますが、職歴のほうがより重要です。
職歴はすべて書くのが原則であり、学生時代のパート・アルバイトではなく、社会人経験をベースに書きます。

短期間の勤務だからと書かずにいると、働いていない期間ができてしまい、理由を問われる可能性があるため、省略しないようにしましょう。

なぜ再就職の履歴書で職歴が重要なのか、それは経験やスキルなどから即戦力になれる人材かを採用担当者は判断するためです。
そのため、より詳しく従事した業務の内容などを記載すると良いでしょう。

また、注意したいのが雇用形態です。
正社員以外の契約社員や派遣社員、パート・アルバイト、業務委託などで勤務した場合は、それぞれ明記しましょう。

志望動機

志望動機は再就職も新卒も同じように、企業を選んだ理由を具体的に書きます。
しかし、再就職の場合、新卒と同じではアピール不足です。

再就職の志望動機では、過去に働いてきた職務経歴を活かし、自分がどのように働けるかをアピールすると良いでしょう。

再就職の場合は職歴を重視されやすいため、志望動機に結びつけると好印象を与えられる可能性があります。

本人希望欄

本人希望欄にはどうしても伝えたいことを書きますが、一般的には「貴社の規定に従います」と記載します。
職種や勤務地が複数ある場合は希望を書いてもOKです。

また、現時点で働いていて連絡が取れる時間が限られている場合は、電話に出られる時間帯を書いておくと安心です。
さらに、退職予定日から換算した入社希望日も記載しておくことも大切です。

再就職の履歴書の記載例

再就職の履歴書の記載例です。

      学歴・職歴
          学歴
2006年 4 ◯◯県立◯◯高等学校 入学
2009年 3 ◯◯県立◯◯高等学校 卒業
2009年 4 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 入学
2013年 3 ◯◯大学◯◯学部◯◯学科 卒業
        職歴
2013年 4 株式会社◯◯ 入社
名古屋支社 総務部総務課に配属
◯◯を担当
2016年 6 一身上の都合により退職
2016年 7 ◯◯株式会社 入社
本社 営業部 営業2課に配属
現在に至る

学歴と職歴は別でまとめて書きます。
一般的に学歴を先に書き、職歴を時系列で記載します。
最後の締めとして「現在に至る」を忘れずに書きましょう。

再就職の履歴書を書く際のポイント

再就職の履歴書を書く際のポイント

再就職の履歴書を書く際のポイントとして、以下の3つを紹介します。

  • ネガティブな内容を少なくする
  • 希望や要望を書きすぎない
  • できるだけ空欄をなくす

ネガティブな内容を少なくする

履歴書は経験やスキルをアピールし、良い印象を残すことが大切です。
そのため、ネガティブな退職理由はあまり書かないほうが良いでしょう。

退職理由として自分のマイナス部分を見せたくないからと、過去の職場の労働環境が悪かったなどと不満を書くと、逆に自分の印象が悪くなる可能性もあります。
大変だったことをがんばったこととして紹介し、その経験を次の仕事で活かすなど、前向きな言い方に変換しましょう。

採用担当者の不安材料になるようなネガティブな内容は、できるだけ減らすのがおすすめです。

希望や要望を書きすぎない

本人希望欄に希望や要望を書くのは間違いではありませんが、待遇や要望を書きすぎると、自分ばかり優先していると思われるため注意が必要です。
あまりに細かい条件を示すと「不満があったときに、今までの会社のようにすぐに辞めてしまうのではないか?」と勘繰られてしまう可能性があります。

希望や要望は、どうしても必要なことのみを書くようにしましょう。

できるだけ空欄をなくす

履歴書の空欄が多いと、採用担当者に熱意が伝わらず、マイナスな印象を与えてしまう可能性があります。

熱意が感じられていないということは「本当にうちの会社で働きたいのか?」「またすぐ辞めてしまうのでは?」という疑念を抱かせるきっかけになることも。
まだ退職していない場合は「本当に退職するのか?」と思われてしまうかもしれません。

また、空欄は記入漏れと判断されることもあるため、書くことがない箇所には「特になし」と記載しましょう。
ただし、本人希望欄には「特になし」と記載するのではなく、前述したように「貴社の規定に従います」と記載します。

再就職の履歴書を正しく作成して応募しよう

再就職の履歴書の書き方と記載例、書く際のポイントを紹介しました。
再就職の履歴書は新卒のときと同じように作成するのではなく、職歴などのアピールをする必要があります。
採用担当者が見ている場所も新卒の履歴書とは変わってくるため、意識して作成することが大切です。

今回紹介したポイントをもとに履歴書を完成させ、企業に応募してみましょう。

執筆者について

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