アルバイトの退職届はどのように書けば良いのでしょうか。
アルバイトを退職する際、基本的には退職届は必要ありません。
しかし、職場によっては、退職届の提出を求められる場合があります。
本記事では、アルバイトの退職届の書き方や注意点、テンプレートなどを紹介していきます。
これから退職届を作成する方は、ぜひ参考にしてください。
目次
アルバイトの退職届の書き方
ここでは、アルバイトの退職届を作成する際に準備するものと、記載する内容を、それぞれ見ていきましょう。
準備するもの
- 用紙:A4もしくはB5の白無地のもの。派手でなければガイド線のあるものでも可
- 封筒:用紙がA4なら長形3号、B5ならば長形4号が最適。郵便番号枠のないものを選ぶ
- 印鑑:スタンプ型印鑑や、実印として登録しているものは避ける
また、退職届は手書きでもパソコンでも作成可能です。
手書きの場合は、黒のボールペンか万年筆を使います。
油性でも水性でもかまいませんが、消えるインクの使用は避けましょう。
記載する内容
アルバイトの退職届に記載する内容は以下のとおりです。
- 「退職届」の表記
- 「私儀」もしくは「私事」の表記
- 退職理由
- 退職予定日
- 提出する日付
- 署名部署と氏名
- 会社名と代表者名
退職理由は、基本的には「一身上の都合」と記載すれば十分です。
詳細な理由まで記載する必要はありません。
アルバイトの退職届を書く際の注意点
アルバイトの退職届を作成する際には、以下の3点に注意してください。
- 会社指定のフォーマットがあるかを確認する
- 退職理由を詳細に書かない
- 退職届は封筒に入れる
それぞれ見ていきましょう。
職場指定のフォーマットがあるか確認する
アルバイトの退職届を書く際には、職場が指定するフォーマットの有無をまず確認しましょう。
指定されたフォーマットがある場合は、それに従って作成する必要があります。
フォーマットの指定がない場合は、前述した記載内容や、後述する記入例などを参考に作成してください。
退職理由を詳細に書かない
退職届に記載する退職理由は、「一身上の都合」で十分です。
詳細な理由を書く必要はありません。
退職する旨と、退職予定日など、必要な情報だけを明確に記載しましょう。
退職届は封筒に入れる
アルバイトの退職届は、封筒に入れて提出するのがマナーです。
封筒の表面は、中央に「退職届」と記載し、他は何も書かないようにしましょう。
封筒の裏面には、所属部署と氏名を書きます。
封筒に入れる際は、書き始めの部分が上、書き終わりの部分が下になるようにして、用紙を三つ折りにします。そのまま用紙を左へ90度回転させて封筒に入れましょう。
アルバイトの退職届のテンプレートと記載例
ここでは、アルバイトの退職届のテンプレートと、縦書き、横書きそれぞれの記載例を紹介します。
アルバイトの退職届のテンプレート
このたび、一身上の都合により、◯年◯月◯日をもちまして退職いたします。
◯年◯月◯日 所属部署 氏名 印
会社名 代表取締役 ◯◯殿
縦書きの場合の記載例
横書きの場合の記載例
アルバイトの退職届の書き方を知って円満に退職しよう
アルバイトを退職する際、退職届は基本的に必要ありません。
提出を求められた際には、記載内容や注意点をチェックし、適切に作成するようにしましょう。
職場が指定するフォーマットがある場合は、そちらを使用します。