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面接がボロボロでも受かった理由は?挽回策や事前対策も紹介

質問に上手に答えられないまま面接が終了してしまうと、「ボロボロだった」と落ち込んでしまうものです。
しかし、自分のなかで「ボロボロだった」と思っていた面接でも受かっている可能性は十分にあります。

この記事では、面接がボロボロでも受かるケースや面接途中からの挽回策を解説します。
面接がボロボロにならないための事前対策も紹介しているので、参考にしてください。

面接がボロボロでも受かったケースの理由

面接がボロボロでも受かったケースの理由

まずは、面接がうまくいかずボロボロでも受かる理由を紹介します。

面接官が重視するポイントには答えられていた

面接で採用されるためには、面接官から会社で長期的に活躍できる人材と思ってもらえることが重要です。
そのため、たとえ面接でボロボロでも、面接官が「重要だ」と思えるポイントを押さえられていれば合格するケースもあります。

企業で長期的に活躍するためには、上手に話せることよりも企業理念への理解やキャリアプラン、明確な志望理由などを持っていることが大切です。
これらの質問に対して相手が望む答えができていれば、多少流暢に答えられなくても合格できる可能性があるのです。

中途採用は実績やスキルのほうが重要視される傾向にある

面接のなかでも中途採用面接の場合は、受け答えがぐだぐだになってしまっても採用されるケースは多くあります。
理由は中途採用の場合、面接での受け答え方よりも実績や保有スキルのほうが重要視される傾向があるからです。

特に志望者の年齢が30代以上のケースでは、やる気や元気よりも培ってきた専門性や実績のほうが大切です。
たとえ面接で上手に話せなくても、職務経歴書などから行ってきた業務や役職がわかりやすく伝わっていれば、採用されるケースもあります。

真剣な姿勢が伝わった

回答にぎこちなさがあっても、真剣に答えている姿勢が相手に伝わった場合は受かる可能性があります。
面接ではスムーズに答えられることよりも、面接に真剣に取り組み、本当に会社に入りたい意思を伝えられることのほうが大切です。

特に新卒や第二新卒などのポテンシャル採用の場合は、やる気や熱意を重視される傾向が強いでしょう。
面接で上手に話せなくても、態度や受け答えから真剣さが伝われば採用される可能性は十分あります。

主観でボロボロだと思っていただけ

自己評価が低く、主観でボロボロだと思っていただけのケースもあります。
たとえ面接が問題なかったとしても、自分のなかで過剰に悪かった点を探してしまうようだと「ボロボロだった」と落ち込んでしまうものです。

就活や転職では面接後に自分を顧みて、反省することも大切です。
しかし、あまりにも自己評価が低いと過度に自信を失うばかりか、今後の就職・転職活動のモチベーションを下げてしまう可能性もあります。
反省は大切ですが、面接での良かった点も探して、より客観的に自己評価してみましょう。

面接中ボロボロでも「受かった」となるための挽回策

面接中ボロボロでも「受かった」となるための挽回策

面接中にうまく受け答えできず、「ボロボロだ」と思っても途中で挽回できる可能性はあります。
ここでは、次回面接を受ける前に確認しておきたい、面接の挽回策を紹介します。
面接中に「ボロボロだ」と思った際は、ぜひ本章の内容を思い出してみてください。

深呼吸をして心を落ち着かせる

面接中にうまく受け答えできていないと焦ってしまい、余計何を言うべきなのか混乱してしまいます。
その際に挽回しようと無理に言葉をつなげて話し過ぎてしまうと、却ってコミュニケーション能力が低いと判断されてしまう危険性もあるでしょう。

面接中に「ボロボロだ」と焦ってしまった際は、まずは深呼吸をして心を落ち着かせることが大切です。
面接官に対して「少し緊張しているので、一度深呼吸してもよろしいでしょうか」と断りをいれれば、深呼吸する時間を設けてくれるでしょう。

逆質問で意欲を見せる

面接の受け答えがボロボロであっても、逆質問の時間を有効活用すれば挽回できる可能性があります。
逆質問は面接において入社意欲をアピールできる重要なポイントの一つです。

  • 御社で活躍できる人の共通の特徴はなんですか
  • 将来的なキャリアパスを教えてください
  • 最年少で役職についた人は何歳ですか
  • 面接を受けてから御社で働かせていただく間にやっておいたほうが良いことを教えてください

上記のような前向きな質問ができれば、逆質問を通して入社意欲の高さややる気をアピールできます。
面接の受け答えがボロボロでも、面接官から「入社意欲は本物だ」と思ってもらえ採用される可能性もあるでしょう。

お礼メールを丁寧に書く

面接後のお礼メールで熱意や補足を伝えるのもおすすめです。
メールの場合は面接と違って何度も熟考できるため、本来伝えたかった内容を伝えることも可能です。
合否に直接関係するわけではありませんが、丁寧にお礼メールを書くことで相手に好印象をもってもらえる可能性はあります。

お礼メールは以下のように記載すると、補足を交えつつ熱意を伝えられます。

[件名]
本日の面接のお礼/名前

[本文]
○○株式会社
人事部 〇〇様

いつもお世話になっております。〇〇です。
本日はお忙しい中、面接のお時間をいただきまして誠にありがとうございました。
面接のなかで御社の将来的なキャリアパスについて詳しく伺い、入社したいという思いがより強くなりました。

面接の際は緊張もあり、将来的なキャリアプランについて正確に答えられませんでした。
私は今まで培ってきたプログラミング知識やマネジメント経験をもとに、貴社の新人教育に尽力していきたいと考えております。

今回は面接のお礼と補足のため、メールさせていただきました。
ご多忙かと思われますので、ご返信にはおよびません。

改めまして、本日は誠にありがとうございました。
末筆ではございますが、御社のさらなるご発展と社員皆様のご健勝をお祈りしております。

お礼メールは面接後すぐに合否判定になる可能性も考慮し、なるべく早めに送付するように心がけましょう。

面接でボロボロにならないための事前対策

面接でボロボロにならないための事前対策

面接中の挽回策について解説しましたが、理想は事前対策をしっかりと行いボロボロにならないことです。
ここでは面接でボロボロにならないための事前対策を紹介します。

自己分析や企業研究を念入りに行う

面接をボロボロにしないためには、自己分析や企業研究を徹底して自分と企業に対する認識を深めておくことが大切です。
自分の強みや弱み、なぜこの会社に入りたいのかをあらかじめ整理しておけば、面接官からの質問にもスムーズに受け答えできます。

また、企業のホームページなどを参考にして、企業理念や特色、欲している人材などが理解できれば、面接への対策も取れるでしょう。
自己分析や企業研究を通して、面接での質問を想定しておくことがおすすめです。

緊張感のあるなかで面接練習を積んでおく

面接でボロボロにならないためには、緊張感のあるなかで面接練習を積むことも大切です。
面接でうまく受け答えできない理由として、過度に緊張してしまうケースもあります。

前もって緊張感を持った練習を積んでおけば、本番でも落ち着いて面接に臨めます。
緊張感を持った面接練習を行うためには、友人やご家族に協力してもらうことがおすすめです。
実際に友人やご家族に面接官となってもらうことで、本番さながらの緊張感で練習できます。

また、民間の就職・転職支援サービスでは、模擬面接を行ってくれるので、利用してみるのも良いでしょう。

面接がボロボロでもポイントを押さえれば受かる可能性はある

今回は面接がボロボロでも受かるケースを解説しました。
たとえ面接がボロボロでも、ポイントを押さえられていれば採用される可能性は十分あります。
面接中に「ボロボロだ」と思っても、挽回策を講じて最後まで諦めずに頑張りましょう。

また、面接をボロボロにしないために、事前準備を入念に行うことも大切です。
自己分析や企業研究を綿密に行って、ボロボロにならない対策も取りましょう。

執筆者について

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