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【ダウンロード可】退職届のテンプレート|正しい書き方も解説

退職する際は退職届の提出が必要です。
「会社に提出する退職届のテンプレートが欲しい」
「退職届の書き方が知りたい」
といった方もいるでしょう。

実は、退職届の書き方には明確なルールは存在せず、どのような書き方をしても問題ありません。
とはいえ、一定の型があり、基本はその型に沿って作成しているケースが多いものです。
今回は、退職届・退職願のテンプレートと書き方を紹介します。

「退職届 テンプレート.docx」をダウンロード

退職届のテンプレートの選び方

テンプレートの選び方で大事なのは以下の3点です。

  1. 会社で決められたフォーマットがないか
  2. 縦書きと横書きのどちらにするか
  3. 用紙サイズはA4とB5のどちらにするか

各ポイントについて順番に説明していきます。

会社で決められたテンプレートがないか

会社によっては指定の退職届のテンプレート・フォーマットが存在することもあります。
会社指定のテンプレートがある場合は、指定のテンプレートに記入し提出しましょう。
会社指定のテンプレートがあるにも関わらず、インターネットや書店で販売されているフォーマットで提出した場合、受理されない可能性があります。

まずは、会社指定のフォーマットがあるかどうか就業規則を確認するか、事務に問い合わせましょう。
会社様式の退職届に退職者の個人情報を記載するよう定められていたとしても、書く必要はありません。
今回紹介する書き方に沿って退職届を完成させれば大丈夫です。

縦書き・横書きのどちらにするか

退職届は縦書きが一般的なため、縦書きのフォーマットがおすすめです。

縦書きの場合、提出日や自分の名前は最後に記入しますが、横書きの場合は最初に記入するなど、書き方のルールが異なります。
それぞれの書き方に注意しながら書きましょう。

会社の規定で退職届を横書きで書くよう指定されている場合や、社名にアルファベットが多く縦書きだと読みにくい場合には横書きがおすすめです。

用紙サイズはA4・B5のどちらにするか

退職届に使用する用紙サイズはA4とB5があります。
どちらを選択してもビジネスマナー上問題はありません。
A4、B5それぞれにメリットがあるので、自分にとって都合の良い用紙サイズを選びましょう。

A4は日常的に使用する機会が多いサイズなので手に入りやすいです。
自宅にコピー機があり、パソコンで退職届を作成する方はA4サイズで作成するのがおすすめです。

B5はコンパクトで、スーツの内ポケットに入れられるのがメリットです。
退職届を手で持って歩くのが憚られると感じる場合は、ポケットに入れてすぐ取り出せるB5サイズを選ぶと良いでしょう。

退職届・退職願の書き方

退職届の書き方を、以下の順に紹介します。

  1. タイトル
  2. 書き出し
  3. 退職理由
  4. 退職日
  5. 文末
  6. 届出年月日
  7. 所属部署、氏名
  8. 宛名

また、退職願の書き方も紹介しています。
同じテンプレートを使えるので、あわせて確認しておきましょう。

タイトル

まず、1行目に「退職届」「退職願」のタイトルを書きます。
書く位置は用紙の中央にバランスよく書きましょう。

書き出し

2行目の一番下に「私儀、」または「私事、」と書きます。
私儀は「わたくしぎ」と読み、自分に関する内容を述べる際に使用します。

退職理由

3行目から退職理由について書いていきます。
自己都合退職の場合は「一身上の都合」と書き、会社都合の場合は退職となる理由を記載しましょう。

会社都合で退職となる理由の例はこちらです。

  • 会社の倒産
  • リストラ
  • 解雇(事業規模縮小)
  • 派遣や有期雇用の雇い止め
  • 希望退職制度を利用するとき
  • 給与カットや未払いがあるとき
  • 雇用契約書と実際の仕事内容が違うとき

上記に当てはまる場合や、その他会社都合と考えられる理由での退職は、その旨を記載しましょう。

退職日

退職願の場合は自分が希望する退職日を書き、退職届の場合は確定した退職日を記入します。
日付の表記は西暦でも和暦でも大丈夫です。
西暦、和暦で悩む方は、会社内の公式書類で多く使用されている表記に合わせましょう。

文末

退職願を書く際は、まだ退職が確定していない段階なので「退職したいのでお願いします。」と会社にお願いする文末表現にしましょう。
退職届は退職が確定したあとに出す文書のため、「退職します。」と言い切る文末表現で記入します。

届出年月日

退職願・退職届を提出する日付を記入します。
退職日で記入した西暦・和暦に合わせて書きましょう。

所属部署・氏名

所属部署、氏名を記入します。
最後に書く宛名よりも下に位置するよう、書き始める場所を調整し記入しましょう。
名前の下に、捺印のスペースを忘れずに確保します。
退職届、退職願は重要な書類なので、捺印はシャチハタ以外の印鑑を使用してください。

宛名

最後に会社名と代表者名の名前を書きます。
会社名は(株)と省略せず正式名称を書き、代表者名もフルネームで書きましょう。
代表者名は最高経営責任者、代表取締役社長が一般的で、敬称は「殿」を使用します。

会社指定がない場合はフリーのテンプレートで退職届を作成しよう

退職届は退職する際に会社に提出する大事な書類です。
明確なルールはありませんが、暗黙の了解で書き方が決まっています。
会社独自のテンプレートが準備されている場合もあるため、事前に就業規則や事務への問い合わせで確認しておき、再提出となる二度手間を防ぎましょう。

会社指定がなければ当サイトで紹介しているテンプレートを使用し、書き方を参考にしながら退職届を作成してください。

執筆者について

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