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面接が10分で終わったとしても不採用ではない?5つの理由と合否判断ポイント

採用面接の時間は、会社や面接のフェーズによって異なります。
しかし、5分から10分とあまりにも短い場合は「不採用なのではないか」と不安に思われる方も多いでしょう。

今回の記事では、就活や転職活動での面接時間が短い場合の理由と、合否の判断のポイントをまとめています。
短時間の面接で合否が気になる方は、参考にしてみてください。

面接やWeb面接が5分や10分で終わった理由

面接やWeb面接が5分や10分で終わった理由

面接やWeb面接が10分程度で終ってしまう際の理由としては、以下のようなものが考えられます。

  • 会社によって面接時間が異なる
  • 面接の時点で採用者が決まっていた
  • すぐに採用を決めたから5分や10分で終わった
  • 書類選考でほとんど採用を決めていた
  • 応募者側が非常識だった

それぞれ見ていきましょう。

会社によって面接時間が異なる

面接時間は、会社や面接のフェーズによって異なります。
大企業の面接であれば、応募人数が多くなり、一人あたりの面接時間が短くなるのは当然です。

予定している面接時間には、応募者の遅刻や面接時間の延長、評価時間などある程度の予備時間が設定されていることが一般的であり、多少早く終わっても焦る必要はありません。

面接時間について詳しく知りたい方は、こちらの記事を確認してみてください。

面接の時点で採用者が決まっていた

自分が面接のときにはすでに採用枠が埋まっている可能性もあります。
つまり、ただ消化するだけの面接になっている場合です。

採用者がすでに決まったため、面接官は以降の面接を可能な限り手短に済ませることを考えます。
応募者としてはどうしようもありませんが、これも面接時間が短くなる理由の一つです。

すぐに採用を決めたから5分や10分で終わった

応募者が際立って優秀な場合、2〜3個の質問の回答で採用を決める場合もあります。
志望動機や自己PR、強みなどがそれぞれ明確で、かつ一貫していると、時間をかけなくても会社に必要な人材であると判断される可能性があるでしょう。

書類選考でほとんど採用を決めていた

履歴書やエントリーシート、職務経歴書の内容でほとんど採用が決まっており、一度会って採用が確定となる場合もあります。
このようなケースでは、会って話した印象やマナー、表情などで判断するため、質問を深掘りしていく必要がないからです。

応募者側が非常識だった

応募者が非常識であり、短時間で不採用とされてしまうケースもあります。
具体的には、上から目線の話し方や、挨拶ができていないなどコミュニケーションに問題がある、スーツが汚れているなど身だしなみが整っていなかったりする場合です。

会社の看板を背負って仕事をする従業員にとって、マナーや外見は大事な要素であるため、面接時の大事な判断基準となります。
もし入社しても教育に時間がかかるだけでなく、顧客からの信頼をなくし、会社に大きな損失を与える可能性があるからです。

面接が5分や10分で終わって不採用の可能性が高いケース

面接が5分や10分で終わって不採用の可能性が高いケース

面接時間が短く、なおかつ不採用である可能性の高いケースとして、以下の3つを紹介します。

  • 定番の質問しか聞かれない
  • 面接官がまったくメモを取っていない
  • 予定されていた時間よりも極端に早く終わる

定番の質問しか聞かれない

志望動機や自己PRなどの定番の質問しかされないときは、不採用となる可能性が高いでしょう。

面接官があなたに興味がある場合は、質問の回答に対して、さらに質問を重ねて掘り下げていくものです。
逆に興味がない場合は、掘り下げていく理由がありません。

また、すでに採用者が決まっているために、定番の質問しかしないケースも考えられます。

面接官がまったくメモを取っていない

面接官がまったくメモを取っていない場合は、不採用となる可能性が高くなります。
特に応募者が多い場合は、面接官は得られた情報をメモしないと、一人ひとりの情報を記憶できませんが、不採用と決めているのであればメモをする必要がありません。

ただし、面接官が採用の決定権を持っている会社の社長や役員である場合は、メモを取らないケースもあります。
面接の場で判断を下したり、一緒に面接を行っている人事担当者がメモしたりする場合があるからです。

予定されていた時間よりも極端に早く終わる

予定されていた時間より極端に早く終わる場合も、不採用の可能性が高いです。
質問に対する回答への反応が薄く、深掘りされなかったために面接時間が短いのであれば、面接官はあなたに興味を持たなかったと考えられます。

面接官は、面接業務だけでなく、他の業務を同時進行で行います。
そのため、面接の途中に不採用と判断すれば、早めに切り上げて他の業務に時間を充てたいと考えるものです。

面接が5分や10分で終わっても採用の可能性が高いケース

面接が5分や10分で終わっても採用の可能性が高いケース

面接時間が短くても採用の可能性が高いケースを紹介します。

  • 面接官があなたに興味を持っている
  • 他社の面接を受けているか聞かれる
  • 面接官がたくさんメモを取っている
  • 入社後の具体的な話になる
  • 会社の魅力を説明される

それぞれ見ていきましょう。

面接官があなたに興味を持っている

面接官があなたに興味を持っている場合は、採用の可能性が高くなります。
具体的には、面接官が以下のような行動を取っている場合です。

  • 面接官が笑顔で接してくれる
  • 最後まで目を見て話を聞いてくれる
  • 質問の回数が多い

あなたの話を積極的に聞いているかどうかは、面接官の表情や行動に表れます。
面接官が笑顔で目線を合わせ、質問を深掘りしていくことは、あなたに関心を示している証です。

他社の面接を受けているか聞かれる

他社の面接を受けているかを聞かれる場合も、採用の可能性が高いです。
面接官は優秀な人材を確保するために、採用を検討している応募者が他社の面接を受けているのかを常に気にしています。

もし他社も受けていれば、他社よりも早いスケジュールで選考を進めたいと考えるからです。
他社の面接スケジュールを聞かれた際には、さらに採用の可能性は高まるでしょう。

入社後の具体的な話になる

入社後の具体的な話になる場合は、極めて採用の可能性が高いでしょう。
面接官は、1日に何人もの応募者と面接しており、同じ話を繰り返しています。
つまり、不採用が決定している人に対して、入社後の具体的な話をすることは無意味です。

入社後の話になるということは、応募者に入社後のイメージをしてもらうためであり、採用の可能性は高まります。

会社の魅力を説明される

採用の可能性の高い応募者に対して、面接官は会社の魅力や仕事内容、昇進の可能性などより具体的な説明を行います。
応募者に魅力的な会社であり、一緒に働きたいと思ってもらうためです。

他にも、会社に入るメリットや仕事を通じてどのように成長できるのかなどの説明がある場合は、採用の可能性はさらに高まります。

面接が5分や10分で終わったとしても不採用は確定していない

面接が仮に5分や10分で終わっても、不採用が確定したとは限りません。
採用の場合でも短時間の面接はありえるからです。

不採用と思って落ち込まずに、面接内容を客観的に振り返ることをおすすめします。
面接内容を振り返ることは、良かったことや反省点を見つけるために大切です。

面接が終わったら切り替えて、入社や次の面接の準備を行いましょう。

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