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自己分析で強みを見つける方法とは?具体例や書き方を徹底解説

この記事の監修者
綿引 亜衣
【資格】
国家資格キャリアコンサルタント

【プロフィール】
総合人材サービス企業にて法人企業の採用支援、キャリアアドバイザー職に10年間携わる。名古屋での勤務経験があり、地域特性を踏まえた面接対策や、Uターン転職支援にも強みを持つ。これまで採用支援経験のある業界は広告・不動産・建設・消費財・通販業界など。その後求人サイトのマーケティング職を経て、現在は 総合人材サービス企業の広報業務に従事。

自己分析で自分の強みを見つけることは、就職・転職活動において非常に重要です。
強みを知ることで、自分の特性や能力を深く理解し、就職・転職活動の軸を明確にできます。

また、面接では「あなたの強みをどのように活かせますか」と質問されることが多いため、事前に強みを分析し、自信を持って語れるように準備しておくことが必要です。
この記事では、強みを見つける具体的な方法や、それを言葉にする際のポイントを詳しく解説します。

自己分析で強みを考えることが重要な理由

自己分析で強みを考えることが重要な理由

自己分析で自分の強みを知ることは、就職・転職活動において非常に重要です。
強みを理解することで、自分の特性や能力を把握し、就職・転職活動の方向性を明確に決めることができます。

企業においても、応募者の強みをどのように活かせるかが重要なポイントです。

そのため、面接ではよく質問される内容の一つとなっています。
事前に自分の強みを分析し、自分の言葉で語れるように準備しておくことで、面接官に効果的にアピールできるでしょう。
自己分析を通じて強みを見つけ、就職・転職活動に活かしていきましょう。

自己分析での強みを3つに分類

自己分析で見つけた強みは、大きく以下の3つに分類できます。

  • ポータブルスキル
  • ヒューマンスキル
  • 専門的なスキル

それぞれの強みの特徴と具体例を見ていきましょう。

ポータブルスキル

ポータブルスキルとは、環境や業種に左右されず、ビジネスに活かせるスキルを指します。具体例としては以下が挙げられます。

  • ロジカルシンキング
  • 問題解決能力
  • リーダーシップ
  • マネジメント

これらのスキルは汎用性が高いため、どの職場でも適切にアピールすれば評価されやすいでしょう。
自己分析を通じて、自分のポータブルスキルを見つけ、面接で的確に伝えられるように準備することが重要です。

ヒューマンスキル

ヒューマンスキルは、その人の人格や人間関係における特性のことを指します。
具体的には、以下のようなスキルが該当します。

  • 協調性
  • 気配り
  • 聞き上手
  • 責任感

これらのスキルは、人間関係を築くために必要とされる能力です。
特に転職の場合、ヒューマンスキルが低いと判断されると、社会人経験が不足しているように見られる可能性があるため注意が必要です。
自己分析で自分のヒューマンスキルを把握し、効果的にアピールできるようにしておきましょう。

専門的なスキル

専門スキルは、特定の職種や業務に特化したスキルを指します。
高く評価されやすい具体例は以下のとおりです。

  • プログラミングスキル
  • デザインスキル
  • 専門性が求められる分野での実務経験

ただし、学生や第二新卒などの場合は、ポテンシャル採用が一般的なため、専門スキルが重視されることは少ない傾向にあります。
一方、中途採用では専門スキルが大きく評価されるため、自分の強みとしてアピールできるよう準備しておくことが重要です。

自己分析での強みの見つけ方

自己分析で強みを見つけるためには、次のような方法を活用するのがおすすめです。

  • 自分史の作成
  • モチベーショングラフ
  • マインドマップ
  • 他己分析

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

自分史の作成

自分史とは、自分の過去の体験を振り返り、記録していく方法です。
幼少期から現在までの印象に残った出来事を思い出し、時系列に沿って書き出してみましょう。

また、その出来事に対する「気持ち」や「感情」、「行動理由」も記載することで、何にやりがいを感じるのか、どのような経験を重ねてきたのかを客観的に振り返ることができます。

自分史を作成することで、以下のような発見が期待できます。

  • 得意なこと
  • 努力を続けられたこと
  • 達成感を得られた経験

自分の強みを見つけるために、ぜひ自分史を作成してみてください。

モチベーショングラフ

モチベーショングラフは、縦軸をモチベーションの高低、横軸を年齢に設定し、自分の人生におけるモチベーションの浮き沈みを可視化する方法です。

具体的な作成手順は以下のとおりです:

  1. 小学校以前から現在までの時期ごとに分ける。
  2. 各時期のモチベーションが高かった(または低かった)出来事を記載する。
  3. モチベーションが高かった時期には、自分のどのような強みが活かされたのか、またはどのような強みを身につけたのかを振り返る。

この手法を活用することで、自分の強みを客観的に把握できます。

モチベーショングラフを活用して、自分を深く分析してみましょう。

マインドマップ

マインドマップは、中心となるテーマを設定し、そこから関連するキーワードを枝分かれさせて整理する手法です。

具体的には以下のように進めます:

  1. 「自分の強み」をテーマに設定する。
  2. 強みに関係しそうな言葉やイメージを自由に書き出し、つながりを線で示す。
  3. 書き出した内容から、自分の特性や価値観を読み取る。

これにより、自分の強みだけでなく、それを支えている背景や考え方も整理することが可能です。

強みの発見に役立つので、ぜひ試してみてください。

他己分析

他己分析とは、友人や同僚など第三者に、自分の強みや良い点を尋ねる方法です。

自分では気付かない魅力や能力を、他人の視点から教えてもらうことで、新たな発見が得られることが多いです。

例えば、「協調性がある」「責任感が強い」など、自分が当たり前と思っていたり、自覚していなかった部分が強みとして指摘されることもあります。

他己分析を行う際は、具体的なエピソードを尋ねると、より深い理解が得られるでしょう。周囲の意見を取り入れて、自分の強みを再確認してみてください。

自己分析における強みの書き方の例

自己分析で見つけた強みは、適切に表現することで効果的にアピールできます。
ここでは、ポータブルスキル、ヒューマンスキル、専門スキルそれぞれについて、エントリーシートなどへの書き方の例を紹介します。

ポータブルスキルの例

ポータブルスキルは、どの業種や職場でも活かせる汎用性の高いスキルです。

例文
「私の強みは、ロジカルシンキングです。
複雑な問題に直面した際でも、論理的に課題を整理し、最適な解決策を導き出すことができます。
また、問題解決能力にも自信があり、過去のプロジェクトでは、短期間で複数の課題を解消した実績があります。
これらのスキルを活かし、貴社の業務効率化やプロジェクト推進に貢献したいです。」

ポイント

  • 強みを明確に述べる(例:ロジカルシンキング、問題解決能力)。
  • 強みを活かした具体的な実績を記載する。
  • 応募先での貢献イメージを盛り込む。

このように、具体的にどのようなポータブルスキルを持っているのか、それをどのように活かせるのかを書くことが重要です。

ヒューマンスキルの例

ヒューマンスキルは、人間関係を構築し、チームで成果を上げるために必要なスキルです。

例文
「私の強みは、協調性とコミュニケーション能力です。
プロジェクトでは常にメンバー間の意見を調整し、円滑なチーム運営を心がけてきました。
また、相手の意見を積極的に傾聴し、建設的なフィードバックを行うことで、チームの士気を高める役割を果たしてきました。
これらのスキルを活かして、貴社のチームの一員として貢献したいと考えています。」

ポイント

  • 強みの具体例を示す(例:意見調整、傾聴力、フィードバック)。
  • 実際にどのように役立てたかを説明する。
  • チーム全体への影響を意識した表現を心がける。

このように、具体的にどのようなヒューマンスキルを持っているのか、それをどのように活かせるのかを書くことが重要です。

専門スキルの例

専門スキルは、特定の職務や分野に特化したスキルです。

例文
「私の強みは、プログラミングスキルとデータ分析能力です。
特にPythonを活用したデータ分析に注力しており、過去には1万件以上のデータを処理し、マーケティング課題の解決に貢献した経験があります。
さらに、機械学習の知識を活かし、データをもとにした予測モデルの構築も行いました。
これらのスキルを駆使し、貴社のデータドリブンな意思決定を支援したいと考えています。」

ポイント

  • スキルを具体的に記述(例:Python、機械学習)。
  • 実績や成果を数値で示す(例:1万件以上のデータ)。
  • 応募企業の事業に直結する貢献内容を記載する。

このように、具体的にどのような専門スキルを持っているのか、それをどのように活かせるのかを書くことが重要です。

自己分析で強みが見つからない場合の対処法

自己分析をしてもなかなか強みが見つからず、困ってしまうこともあるかもしれません。

そのような場合は、以下の方法を試してみましょう。

1. 弱みを強みに言い換える

強みと弱みは、表裏一体の関係にあります。
例えば、弱みとして「慎重すぎる」と感じる場合、「情報収集力が高い」「リスクに敏感でミスを防ぎやすい」といった強みとしてとらえることができます。

具体例

  • 「優柔不断」→「多角的に物事を考えられる」
  • 「自己主張が苦手」→「周囲との協調性が高い」

このように、自分の弱みをポジティブな側面からとらえ直してみましょう。
弱みに隠れた強みを見つけられるかもしれません。

2. 他人からの意見を取り入れる(他己分析)

自分一人では見つけられない強みを、友人や知人、家族に聞いてみるのも効果的です。
他人の視点を取り入れることで、自分では気付けなかった意外な強みに気付くことがあります。

質問例

  • 「私の強みはどのようなところだと思う?」
  • 「一緒に何かをしたとき、私が役立ったと感じた部分はどこ?」

他己分析は、弱みを強みに変えるヒントを得る場にもなります。

自己分析で自分の強みがわかると就活の軸が定まる

自己分析を通じて自分の強みを見つけることは、就活成功の重要なステップです。

自分の強みを知るメリット

  • 自分の個性や適性を理解できる:どのような職場や役割で自分が力を発揮できるかが明確になります。
  • 就活の軸が定まる:職種や企業を選ぶ際の基準ができ、迷わず行動できるようになります。
  • 面接やエントリーシートでアピールしやすい:自分の強みを具体的に説明できるため、説得力が増します。

強みの整理方法

以下の方法を活用して、自分の強みを見つけ、整理しましょう。

  1. 自分史の作成:過去の経験を振り返り、得意なことを発見する。
  2. モチベーショングラフ:モチベーションが高かった時期を分析し、活かしたスキルを特定する。
  3. マインドマップ:思考を整理し、自分の特性を可視化する。
  4. 他己分析:他人の意見を参考に、新たな視点で自分を理解する。

強みが見つからない場合

弱みを掘り下げて強みに変える方法を試してください。

弱みを再解釈することで、隠れた才能や資質が見つかることがあります。

このように、自己分析で見つけた強みを、ポータブルスキル、ヒューマンスキル、専門スキルの3つに分類して整理し、面接やエントリーシートに活かして効果的にアピールしましょう。

自己分析を深めることで、自信を持って就職・転職活動に臨むことができるはずです。

執筆者について

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