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転職における市場価値とは?意味や定義・構成する要素を簡単に解説

この記事の監修者
山本 務
【資格】
特定社会保険労務士/AFP/2級ファイナンシャル・プランニング技能士/第一種衛生管理者
やまもと社会保険労務士事務所 代表

【プロフィール】
企業の情報システム、ならびに人事部門で28年の実務経験あり。クラウドソフトなどを推進している「システムのわかる社会保険労務士」です。
労働相談、人事労務管理、就業規則作成、給与計算が得意です。労働相談は、労働局での総合労働相談員の経験を生かした対応ができます。各種手続きは電子申請対応ですので全国対応可能です。 また、各種サイトでの人事労務関係記事の執筆や監修も行っています。

転職活動を行う際、「市場価値が高い」という言葉をよく耳にします。
しかし、具体的に市場価値とは何を指すのでしょうか。

自分自身の市場価値を把握することは、転職活動を有利に進めるうえで重要なポイントです。
本記事では、転職における市場価値の意味や定義、市場価値を構成する要素について詳しく解説します。
自分の市場価値を知る方法もお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

転職における市場価値とは

転職における市場価値とは

転職における市場価値とは、転職市場においてどれだけ求められている人材であるかを表す言葉です。
つまり、「市場価値」とは文字どおり求人市場における人材の価値のことであり、企業の求人需要と求職者数のバランスによって決まります。

「市場価値の高い人材」とは、特定のスキルや経験を持つ求職者で、転職市場における需要が高い人材のことを指します。
市場価値の高い人材は、希望の企業や職種に転職しやすいといえるでしょう。

ただし、転職における市場価値は、時代のニーズやトレンド、社会情勢によって変動するものです。
自分自身の市場価値を把握し、価値を高める努力を継続的に行うことが転職活動では重要になります。

市場価値を構成する要素

転職市場における自分の価値は、どのような要素から成り立っているのでしょうか。
ここからは、市場価値を構成する主な要素について見ていきましょう。

経験

市場価値を構成する大きな要素の一つが、経験です。
転職市場では、社会人になってから今までにどのような業務を担当してきたか、また組織のなかでどのような役割を果たしてきたかが評価の対象となります。

これまでの業務を通して、自分自身がどのようなスキルを身につけ、どのように成長してきたのかを振り返ることが大切です。
そして、今後のキャリアを考えるうえで、現職でさらにどのような経験が積めるのかをしっかりと見極めましょう。

必要に応じてジョブローテーション制度などを活用し、経験の幅を広げていくことも有効な手段の一つです。

実績

経験と同様に、実績も市場価値に大きな影響を与えます。
「社内で初めてのプロジェクトを成功させた」「施策によって売り上げを10%上げることに成功した」など、具体的な成果は転職活動でアピールすべき材料になるでしょう。

実績を示すことで、企業側もあなたのスキルをより明確に把握することができます。
優れた実績をアピールすれば、採用担当者の興味を引き、選考通過の可能性を高めることにつながります。
日頃から実績を残すことを意識し、転職活動に生かせるよう準備しておくことが大切です。

専門スキル・資格

企業が求める人材像は多様化しており、専門性の高さも市場価値を大きく左右します。
特定の分野における専門知識やスキルを持つ人材は、転職先でもすぐに活躍できる戦力として、多くの企業から注目を集めるでしょう。

専門性の高い人材は、知見を生かして企業の成長や新規事業の立ち上げに貢献することができます。
特に、転職先企業に専門知識を持つ人材が不足している場合は、その存在価値はさらに高まるはずです。

また専門スキルを証明する資格を取得していれば、客観的にその能力の高さをアピールできます。
転職活動では、スキルや資格をしっかりとアピールし、専門性の高さを示すことが重要だといえるでしょう。

ポータブルスキル

市場価値の構成要素として、もう一つ外せないのが、ポータブルスキルです。
ポータブルスキルとは、職種や業界に関わらず、幅広い場面で生かすことのできる汎用性の高いスキルのことを指します。

例えば、論理的思考力やコミュニケーション力、問題解決能力などは、どのような仕事においても求められる能力です。
こうしたスキルは一度身につければ、転職先でもすぐに発揮することができるでしょう。

ポータブルスキルは年齢や経験に関わらず身につけられるものです。
日頃から意識的にスキルアップに取り組み、自分の市場価値を高めていくことが何より大切だといえます。

市場価値の把握のしかた

自身の市場価値を把握することは、転職活動を有利に進めるうえで欠かせないプロセスです。
ここからは、自分の市場価値を知るための具体的な方法を紹介します。

自分の経験を振り返る

自分の市場価値を知る第一歩は、これまでの経験を振り返ることから始まります。
「キャリアの棚卸し」と呼ばれるこの作業では、自身の今までのキャリアを整理し、どのようなスキルを身につけてきたのかを把握します。

「キャリアの棚卸し」は、以下の手順で進めましょう。

  1. 今までの経験・実績を書き出す
  2. 成功体験、スキルを分析し、自分が持っている強みを把握する
  3. 強みをどのように生かしていくか考え、具体的な目標を設定する

他者と比較してみる

キャリアの棚卸しと並行して、他者との比較を行うのも有効な方法の一つです。
同業種や同年代の第三者と自分を比べることで、客観的な視点から自身の立ち位置を知ることができるでしょう。

他者との比較においては、特に年収などの待遇面に着目してみてください。
自分の待遇が同業他社と比べてどうなのか、適正なレベルにあるのかなどを確認します。

加えて、上司や先輩など周囲の人からフィードバックをもらうのもおすすめです。
他者の評価を知ることで、自己分析では気付きにくい課題が明らかになることもあるでしょう。

転職エージェント・転職サイトから情報収集する

自分の市場価値を知るためには、転職のプロに相談してみるのも一つの手段です。
転職エージェントに登録することで、転職市場の動向や自身の価値について情報を得ることができます。

エージェントの担当者は日頃から企業の採用ニーズを把握しており、あなたのスキルがどの程度通用するのかを見極めてくれるはずです。
経歴や実績を開示し、率直にアドバイスをもらいましょう。

また転職サイトを活用するのも有効です。
大手転職サイトに登録すれば、スカウトメールなどを通じて、自分の市場価値を実感できる機会が増えるでしょう。
幅広い求人情報に触れることで、自身の強みをどう生かせるのかを考えるきっかけにもなります。

市場価値とは何かを理解し転職活動に活かそう

自身の市場価値を知ることは、転職を成功に導く大きな一歩となります。
本記事では、転職における市場価値の意味や重要性、市場価値を構成する要素について詳しく解説してきました。

市場価値は、専門性やスキル、経験、実績など、さまざまな要素から成り立っています。
自分自身の強みを棚卸しし、他者とも比較しながら、客観的に自身の価値を見極めることが大切です。
転職のプロに相談するのも有効な手段の一つといえるでしょう。

自身の市場価値を把握し、その価値を高める努力を重ねることで、きっとより良い転職活動を実現できるはずです。
転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

執筆者について

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