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面接ノートの作り方とは?書くべき内容や活用ポイントを解説

就活を効率よく進めていくためには、面接ノートを作ることがおすすめです。
面接ノートは企業研究の内容や自己分析の結果などをまとめておくノートです。

この記事では、面接ノートに書くべき内容や活用のポイントを解説しています。
参考にして自分だけの面接ノートを作り、採用を勝ち取りましょう。

面接ノートに書くべき内容

面接ノートに書くべき内容

ここでは実際に面接ノートに書くべき内容を紹介します。

企業の情報

面接ノートには、まず自分が選考を受ける企業の基本情報を記載します。
具体的には以下のような情報を記録しておくと良いでしょう。

  • 企業名
  • 創立年月
  • 代表者氏名
  • 事業内容
  • 経営理念
  • 求める人物像
  • 社風

上記のなかで、特に事業内容と経営理念は重要な項目です。
面接の質問のなかには事業内容や経営理念を理解していないと答えられない質問もあるので、事前に確認してまとめておきましょう。

また、求める人物像や社風もノートに記載しておけば、見返すことで面接対策も行いやすくなります。
ただし、何でもかんでも記入しているとノートが見にくくなってしまうので、情報は限定的にまとめ、あとから確認しやすいように作成するのがおすすめです。

面接でよくある質問と答え

面接でよくある質問やその答えをまとめておくのもおすすめです。
例えば志望動機や自己PR、ガクチカなどエントリーシートに記載のある内容は、面接でも質問されるのが一般的です。
よくある質問に答えられないと選考通過は難しいので、自分なりの答えを書いて整理しておくようにしましょう。

面接や選考などのスケジュール

面接や選考のスケジュールも記載します。
就活全体の大まかなスケジュールとともに、企業ごとの面接日などを記載しておくことで、いつまでに何をしなければいけないかが把握しやすくなります。
日頃からスケジュールを確認しておけば、選考や面接の日付を間違える心配もなくなるでしょう。

自己分析した内容

自己分析の結果も面接ノートに記載します。
自己分析して見えてきた長所や短所、価値観や仕事に求めている条件などをノートに記載することで、あらためて自分自身を俯瞰して分析できます。
また短所などネガティブな事項は、以下のようにポジティブに変換する練習を重ねることで、自分の中の新たなアピールポイントに気付くきっかけになるでしょう。

ネガティブな短所 ポジティブな言い回し
せっかち スピード感を持って行動できる
落ち込みやすく繊細 相手の気持ちを考えられる
物事の細部まで気を使える
諦めが悪い 粘り強い

このような言い回しができるようになると、面接の際にも役立ちます。
自己分析の結果を何回も見直すことで自分の価値観が明確になり、就活の軸がぶれることもありません。

逆質問で聞きたいこと

面接の最後に聞かれることがある、逆質問も記載しておきます。
面接の逆質問は企業研究の成果をアピールできるチャンスなので、企業研究と並行して質問したい内容を考えておきましょう。

企業のホームページや四季報などをチェックして、以下のように疑問点をメモしておくのがおすすめです。

  • 御社に貢献できるよう、残りの学生生活で鍛えておくべきスキルや知識は何ですか?
  • 別の部署や他社とチームを組んでプロジェクトを行うことはありますか?
  • 新入社員と仕事をするうえで辛かった経験などはありますか?

上記のように会社の内部の人間だからこそ答えられる質問を投げかけるチャンスです。
特に「質問はありません」などで終わらせてしまうと、入社意欲が低いと判断されてしまうこともあるので注意してください。

面接後の振り返り・反省

実際に面接を受けたあとは、面接の振り返りや反省を記録しておき、次回の面接に活かしましょう。
実際に聞かれた質問や面接の雰囲気、面接官の数や手ごたえを記録するのがおすすめです。
自分の手ごたえと結果が違う場合は、原因を分析するのにも役立てられます。

面接ノートを上手に活用するポイント

面接ノートを上手に活用するポイント

面接ノートは、ただ作成すれば良いというわけではありません。
ここでは面接ノートを活用するポイントを解説します。

定期的に見返す

面接ノートを作成したあとは、定期的に見返すことが大切です。
情報をまとめるだけでなく、何度も見返して随時情報を更新することで、より面接対策を深められます。

作成に時間を費やしすぎない

面接ノートは作成に時間を費やしすぎないことが大切です。
きれいにまとめようと色ペンや作図をするのも良いことですが、そればかりに労力をかけるのはおすすめできません。
面接ノートは面接で採用されるための手段であり、目的ではないからです。

大切なのは作成したノートを使って面接対策を行うことです。
面接ノートはあくまでも面接を有利に進めるための道具だと認識して、模擬面接などに充てる時間をしっかりと確保しましょう。

自分ならではの面接ノートを作って面接を有利に進めよう

面接を有利に進めるために面接ノートの作成は大切です。
作成しておけば企業情報やスケジュールを確認しやすくなったり、企業研究や自己分析をより深めやすくなったりと、メリットが多いです。
自分ならではの面接ノートをつくり、就活を有利に進めましょう。

執筆者について

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