「ダブルワーク」「掛け持ち」は、いずれも2つ以上の仕事をすることを指す言葉です。
この記事では、ダブルワークや掛け持ちを検討している方が、アルバイトの履歴書を書く際のポイントを、例文とともに解説していきます。
これから履歴書を書く方は、参考にしてみてください。
目次
アルバイト掛け持ちの履歴書の書き方【職歴欄】
ダブルワークや掛け持ちについて、職歴欄にはどのように書けば良いのでしょうか。
以下の2つのケースをそれぞれ解説します。
- 現在在職中でこれからダブルワークをする場合
- 過去に掛け持ちやダブルワークをしていた場合
他の会社に在職中でダブルワークをする場合
現在、他の会社でアルバイトとして働いており、これからダブルワークを希望する場合は、「在職中」か「現在に至る」と書けば問題ありません。
採用担当者は、応募者が他の仕事をしていることがわかります。
過去にアルバイトの掛け持ち・ダブルワークをしていた場合
過去にアルバイトの掛け持ちやダブルワークをしていた場合の書き方は、以下のような3パターンあります。
- 入社・退職を時系列で記入
- 会社別に入社・退職を記入
- 1行にまとめて入社・退職を記入
入社・退職を時系列で記入
会社別に入社・退職を記入
1行にまとめて入社・退職を記入
アルバイト掛け持ちの履歴書の書き方【本人希望欄】
アルバイトの掛け持ちやダブルワークを希望していることを伝えるためには、以下の2点を本人希望欄に書きましょう。
- 本業・掛け持ちしている仕事があること
- 勤務が可能な曜日・時間帯
本業・掛け持ちしている仕事があることを明記
本人希望欄には、掛け持ちやダブルワークを希望していることを明記しておきましょう。
職歴欄に「在職中」や「現在に至る」と記入されているだけでは、転職を考えているのか、それとも掛け持ちやダブルワークを希望しているのか、採用担当者にはわからないからです。
勤務が可能な曜日・時間帯
現在の勤務時間によって働く時間や曜日が制限される場合は、勤務が可能な曜日や時間帯を具体的に書きましょう。
書き方は、上記のイラストで示しているとおり、丁寧な書き方と簡潔な書き方がありますが、わかりやすければどちらでも問題ありません。
アルバイト掛け持ち向け|採用につながりやすい志望動機の書き方
ここでは、ダブルワークや掛け持ちのアルバイトに応募する際に、採用につながりやすい志望動機の書き方を、3つの切り口で紹介します。
- 経験やスキルを活かしたい
- 時間を有効に使いたい
- 高校生や大学生で学費や生活費を稼ぎたい
経験やスキル活かしたい
現職と応募先の職種が近い場合、経験やスキルがあることをアピールできれば、即戦力として期待され、採用される可能性が高まります。
また、今の職場と顧客の年齢層が近いため、知識や仕事のやり方をインプットすればすぐにでも貢献できると思います。
時間を有効に使いたい
今の仕事と応募する仕事が、問題なく両立できることを伝えましょう。
具体的な業務時間や勤務場所などの駅名を入れることで具体性が増し、ダブルワークでも問題なく働けることをアピールできます。
こちらの職場は、今の職場と自宅の間にあるため、夕方以降の時間を有効に使えると考え応募いたしました。
平日15時以降であれば、シフトに入れると思います。
高校生・大学生で学費や生活費を稼ぎたい
お金など、理由が明確だと印象が良くなります。
また、学費や留学費用などにプラスして、保有している資格を活かせることを書くことで、良い印象を与えられるでしょう。
自分がやりたい仕事でもあったので、応募いたします。
TOEICの得点は820点で、英語を使用するアルバイトを探しており、御社の募集がありましたので、応募いたしました。
アルバイト掛け持ちの際は履歴書の書き方のポイントを押さえよう
掛け持ち・ダブルワークをするための履歴書を書く際には、以下のポイントを押さえましょう。
- ダブルワークを希望していることを明確にする
- ダブルワークする目的を書く
- 仕事ができる曜日・時間帯を具体的に伝える
- 活かせるスキルや経験をアピールする