
就職活動を目前に控えた大学3年生のなかには、SPIの対策をいつから始めるべきなのか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
企業によって選考の内容やスケジュールは異なりますが、SPIの合格は一般的に内定を獲得するための第一関門といえます。
この記事では、SPIの対策を始める時期と、科目ごとの必要な勉強時間について解説していきます。
目次
SPIの対策はいつから始めるべき?
SPI対策の開始時期は、就活スケジュールによって異なります。
ここでは、本選考対策とインターン対策の二つのケースについて、それぞれ解説していきます。
本選考対策の場合
本選考対策の場合は、大学3年生の12月〜1月頃からSPI対策を始めるようにしましょう。
経団連に加盟している企業の本選考は3/1から情報解禁、6/1から選考開始が基本です。
企業によっては3月に企業説明会を開始し、エントリーを受け付ける場合もあります。
エントリーの段階でSPIを先行して実施する企業もあるので、3月頃にはSPI対策をある程度完了しておくのが良いでしょう。
SPI対策の勉強時間を1日1時間確保する場合、12月〜1月頃から勉強を開始しておくと、3月までに60時間程度の勉強時間が確保できます。
ただし、経団連に加盟していないベンチャー企業や外資系企業、中小企業などは、3月よりも早く採用活動をしています。
それにともない、SPIの実施も早まります。
近年は新卒採用も多様化しており、通年採用を実施している企業もあるので、志望先企業の選考スケジュールを確認したうえで、SPI対策を始める時期を決めましょう。
インターンでSPIを受験する場合
インターンの選考でも、SPIの受験が必要な場合があります。
インターンのためにSPI対策を実施する場合は、大学3年生の5月ぐらいをめどに始めましょう。
インターンシップは一般的に8月がピーク時期となります。
インターンの選考も6月ぐらいから徐々に多くなってくるため、選考時期の少し早めからSPI対策を始めておくと良いでしょう。
SPIの対策は早めに始めることが大事
一般的にSPIのボーダーラインは6割〜7割程度と言われていますが、企業によってボーダーラインの設定は異なります。
大手企業や人気の業界などでは、合格のボーダーラインが8割などと高く設定されている場合もあり、SPI対策をしっかり行っておくことが不可欠です。
SPIに通過しないと選考に進むことができないため、SPI対策は早めに始めることをおすすめします。
SPIの科目ごとに必要な勉強時間
言語、非言語、英語、構造的把握力と、SPIの4科目で、それぞれ必要な勉強時間の目安は異なります。
科目ごとに効率的な対策を立てるために、必要な学習量を把握しておきましょう。
言語
「言語分野」において、一般的に必要とされる勉強時間は10〜15時間程度です。
「言語分野」では熟語の意味を問う問題や、バラバラの文を適切な順番に並べる問題、文章の内容の正誤を当てる読解問題など、中学〜高校の国語で習うような問題が出題されます。
何パターンか出題形式があり、どのパターンがきても回答できるように対策をしておく必要があります。
非言語
「非言語分野」において、一般的に必要とされる勉強時間は20〜30時間程度です。
計算問題から確率問題、推論問題など、「言語分野」と同様に、こちらも中学〜高校で習う数学のような問題が出題されます。
一つひとつの問題は難しいものではありません。
しかし、制限時間があるため、問題形式に慣れてスピーディーかつ正確に解けるよう、事前に練習しておく必要があります。
英語
「英語」においては、英語能力によって必要な勉強時間は異なります。
習熟レベルに合わせて、10〜30時間程度の勉強時間を確保できると良いでしょう。
「英語」はすべての企業で必要とされる科目ではありませんが、航空業界や外資系の企業などでは高確率で実施されます。
難易度は、大学のセンター試験レベルと言われており、英語に苦手意識のある人は早めに出題形式や難易度を知っておき、慣れるよう対策しておきましょう。
構造的把握力
構造的把握力は、物事の背後にある共通性や関係性を理解する力を問う分野で、10〜30時間の学習が必要とされます。
「構造的把握力」は、すべての企業で実施するわけではありませんが、総合商社、コンサルティングファーム、製薬会社、広告業界、不動産業界などを志望する場合は受験する可能性がありますので、必要に応じて対策をしておきましょう。
出題形式は、構造的に類似したものを選択する問題や、文章の仕分け問題など多岐にわたります。
この分野では、情報を整理・分析する力が問われるため、さまざまなタイプの問題に触れ、解法のコツをつかむことが重要です。
SPIの対策方法
SPI対策には、出題形式の確認、問題集演習、苦手分野克服、模擬試験受験など、いくつかの方法があります。
ここでは、それぞれの対策方法について詳しく見ていきます。
出題形式を確認する
SPI対策の第一歩は、志望企業の出題形式を確認することです。
特に、英語や構造的把握力といった科目は、企業によって採用の有無が分かれます。
受験科目数が多いほど、準備に要する時間も増えるため、早めに情報収集を行いましょう。
めざす企業が採用しているSPIの出題傾向や特徴を押さえておくことで、効率的かつ的確な対策が可能になります。
問題集を解く
市販のSPI対策問題集を購入し、ひと通り問題を解いてみることは非常に有効です。
SPIならではの出題形式に触れることで、試験の全体像をつかむことができます。
また、問題を解くなかで自己の苦手分野を特定することも可能です。
本番で焦らないよう、さまざまなタイプの問題に繰り返し取り組み、SPIの問題形式に慣れていきましょう。
苦手分野を対策する
苦手分野は失点しやすいため、重点的に対策する時間を設けましょう。
繰り返し対象分野の問題を解いたり、解説を読んで解き方を理解したりして、同様の形式の問題に当たった際に、スムーズに解答を導けるように訓練します。
SPI試験では、正確性だけでなく解答スピードも求められるため、間違えた問題だけでなく、解答に時間がかかった問題も繰り返し対策していきましょう。
同じような問題に何度も挑戦することが大切です。
模擬試験を受ける
SPI対策をある程度実施したら、実践対策として模擬試験を受けて、自分の実力を把握しましょう。
緊張感のあるなかで本番のSPI試験と同様に受けることで、現段階の自分自身の実力を客観視できます。
SPIの模擬試験は、Web上で実施されています。
実際の試験と同じシステムで受験できるので、試験スタイルにも慣れることができておすすめです。
SPIの対策はスケジュールを立てて計画的に始めよう
SPIの対策はスケジュールを立てて計画的に始めることが大切です。
本選考対策の場合は12月〜1月頃から、インターン対策の場合は5月頃から始めましょう。
科目ごとの勉強時間の目安は、言語が10〜15時間、非言語が20〜30時間、英語と構造的把握力がそれぞれ10〜30時間程度です。
SPIの対策方法としては、出題形式の確認、問題集を解く、苦手分野の対策、模擬試験の受験などがあげられます。
計画的に対策を進めることで、SPIに合格し、内定獲得に近づくことができるでしょう。