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1時間の面接に向けて準備すべきことは?対策方法を徹底解説

面接の時間は30分程度が一般的ですが、なかには1時間以上の面接を行う企業もあります。
長時間になることが事前にわかっている面接では、普段とは違った準備が必要です。

本記事では、1時間以上の面接を受ける際のポイントと、準備しておくべき7つの内容を解説していきます。

1時間の面接に臨む際のポイントは?

1時間の面接に臨む際のポイントは?

1時間以上かかる長時間の面接には、以下のような特徴があります。

  • 質問数が多い場合がある
  • より踏み込んだ質問をされる場合がある

30分程度の標準的な面接では、質問数は6~8程度におさまることがほとんどです。
しかし1時間以上かかる面接では、それより多くの質問をされるでしょう。

また、質問の数が多くなれば、より踏み込んだ内容や、予想外の内容について聞かれる可能性も高くなります。
すべての質問に対して事前に回答を考えておくことは難しいため、どのような質問に対しても臨機応変に答えられるような準備が必要です。

1時間の面接で準備する内容

1時間の面接で準備する内容

1時間を超える長時間の面接に臨む際、準備しておくべき内容は以下のとおりです。

  • 1時間の面接で受ける質問数を知る
  • 質問の答え方をマスターする
  • 回答の内容に一貫性をもたせる
  • 回答に対して再質問された際の対応を考える
  • 1時間の面接のフローを把握する
  • 1時間の面接に慣れる
  • 予想外の質問への対処法を考える

1時間の長丁場の面接では、ぶっつけ本番は通用しません。
通常の面接以上に念入りな準備が必要です。

1時間の面接で受ける質問数を知る

先述したとおり、30分の面接で質問数は6~8が一般的です。
そのため、1時間の面接では少なくとも10回以上質問されるでしょう。
面接本番で問われる質問をすべて予想するのは不可能ですが、頻度の高い質問には確実に答えられるよう準備が必要です。
頻度の高い質問には以下のようなものがあります。

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 学生時代に頑張ったこと
  • 長所・短所
  • 自己PR
  • 逆質問

質問の答え方をマスターする

面接官からの質問には、下記の順番で答えるようにすると、簡潔で伝わりやすくなります。

  1. 結論を述べる
  2. 結論を裏付ける具体例やエピソードを述べる
  3. 再度結論を述べる

面接の練習をする際にも、上記の順番を心がけて話すようにしましょう。
また、練習の際は実際に声を出し、録音してみることで、自分の話すスピードや口癖をチェックすることができます。

回答の内容に一貫性をもたせる

長時間の面接では、似たような質問を複数回されることも想定されます。
回答内容に矛盾が生じないよう注意しましょう。

回答内容に矛盾が生じると、「嘘をついているのでは?」「一貫性のない人物だ」など、悪い印象を持たれてしまいます。
その場その場で、回答の内容を考えていると矛盾が出やすいので、できるだけ多くの質問を想定しておく必要があります。

回答に対して再質問された際の答えを準備する

面接の時間が1時間もあれば、回答した内容に対して質問されるかもしれません。
質問に答え終わったからといって、安心すると危険です。
面接官は受験者の人柄や考え方を見るために、回答した内容に対して再度質問を投げかけます。

自分で準備した回答を眺めて「なぜこの答えになったのか」と問いかけ、答えられるようにしておきましょう。

1時間の面接のフローを把握する

下記は、長時間の面接におけるタイムスケジュールの具体例です。

  1. 自己紹介
  2. アイスブレイク
  3. 面接本番
  4. 逆質問

最初に自己紹介を行い、面接が始まります。
アイスブレイクは5~6分程度設けられ、受験者の緊張をほぐすための雑談が行われます。
談笑を経て、面接本番です。

面接官からの質問に答え終わると、面接官から「なにか質問はありませんか?」と投げかけられるので逆質問をしましょう。
逆質問は、一次・二次面接では2~3件、最終面接では3~5件の質問が適量といわれています。

1時間の面接に慣れる

事前の練習を繰り返し、長時間の面接に慣れておく必要があります。
1時間以上も集中力を保ち続けることは非常に大変です。

事前に慣れておかなければ、面接終盤に疲れてしまい姿勢が崩れる、用意していた回答を思い出せなくなるといった状態になるかもしれません。
何度も面接練習を行い、1時間の面接に慣れておきましょう。

予想外の質問の対処法を考える

長時間の面接では、質問の数が多いため、想定外の質問をされることも珍しくありません。
想定していない質問だったからといって、沈黙してしまうと面接官に与えるイメージが悪くなってしまいます。
対処法としては次のようなものがあります。

  • 素直に「頭が真っ白になってしまった」と伝える
  • 面接官に「申し訳ありませんが、考える時間をください」と言う
  • 率直に「わかりません」と言う

すぐに答えられないときは上記のように伝え、冷静になってから回答を考えましょう。
言葉に詰まって黙ってしまうことだけは避けるようにしましょう。

1時間の面接対策を実践し面接に臨もう

1時間以上の長時間の面接に臨む際に準備するべきポイントとして、以下を紹介しました。

  • 1時間の面接で受ける質問数を知る
  • 質問の答え方をマスターする
  • 回答の内容に一貫性をもたせる
  • 回答に対して再質問された際の対応を考える
  • 1時間の面接のフローを把握する
  • 時間の面接に慣れる
  • 予想外の質問の対処法を考える

長時間の面接は、一般的な面接とは違った対策が必要です。
しっかりと準備して、面接本番に臨みましょう。

面接の時間について、より詳しく知りたい場合は下記の記事もご参照ください。

執筆者について

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