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面接の準備は何をすれば良い?事前にやるべきことを紹介

この記事の監修者
宗像陽子
宗像 陽子
【資格】
officeたまこぶ 代表
・国家資格キャリアコンサルタント
・2級キャリアコンサルティング技能士
・産業カウンセラー

【プロフィール】
大学卒業後、地方新聞社のスポーツ記者などを経て、キャリアコンサルタントに転身。
公共機関や都内私立大学で学生や既卒者の就職支援に当たった後、フリーランスとして独立。現在は、「その人のありのままを受け止める」を大切に、複数の大学で学生のキャリア支援に従事。また、氷河期世代や高校生向けの講座へ講師として登壇、ライティングと幅広い活動を展開している。
新聞記者経験で積み上げた文章力が強み。エントリーシートや履歴書、職務経歴書など応募書類の作成のサポートを得意としている。

就職活動や転職活動の面接に臨む際は、どのような準備が必要なのでしょうか。

本記事では、面接に準備が必要な理由を解説したうえで、準備しておくべき6つの事柄を紹介していきます。
これから面接に臨む方は参考にしてください。

面接の準備が必要な理由

面接の準備が必要な理由

就職や転職の面接に準備が必要な理由は、準備をすることで、質問内容や質問意図を予測し、高評価を得やすい回答内容の用意ができるからです。

企業は面接を通して、目の前の候補者が、自社の求める人材像に合致しているかどうかを確認しています。
特に近年は書類選考を実施する企業が増えており、応募書類に書かれている内容と一致しているかもチェックされています。

そして企業が求める人材像は、事前準備をとおし、求人内容や企業理念、インタビュー記事などを確認することで、推し量ることが可能です。
企業が求める人材像がわかれば、面接官から質問されそうな内容や、好印象につながる回答を事前に用意ができるのです。

面接の準備でしておくべきこと

面接の準備でしておくべきこと

面接に向けて準備するべき具体的な内容は、以下の6つです。

  • 自己分析をする
  • 仕事内容を確認する
  • 企業研究をする
  • 質問の答えを考える
  • 練習を行う
  • 面接時間と場所、提出書類を確認する

それぞれ見ていきましょう。

自己分析をする

面接で内定する可能性が高まるのは、企業のニーズと、自身の語る強みが合致したときです。
また、企業側はその人がどのような経歴の持ち主で、どのようなセールスポイントがあるのかも知りたいと思っています。
「当社とマッチしているか」「自分を理解している人材か」も見ています。

自己分析をとおして自身の強みを明確にしておくことが必要です。
自己分析では、自身の持つスキルや経験、仕事に対する価値観、希望する将来像などを整理しておきましょう。
そのとき、具体的なエピソードを絡めることができれば、より説得力のあるアピールにつながります。

仕事内容を確認する

面接する際に応募先の仕事内容がわからないと、業務に関する質問に答えられません。
まずは求人内容にある業務を確認し、自分が条件に合うかを調べておきましょう。
業務について正しく理解をしておけば、その企業で自分がどのように働いていきたいかをイメージしやすくなり、自己アピールにも説得力が増します。

企業研究をする

面接で効果的なアピールをするためには、企業の求める人材像(ニーズ)を知らなければなりません。
企業のニーズと、自身の強みの合致する部分をアピールすることで、内定の可能性が高まります。
同時に「この会社が自分とマッチしているか」を確認するために、社風なども調べておきましょう。

企業のニーズや社風などを知るために欠かせない準備が、企業研究です。
求人内容はもちろん、事業内容や企業理念、社員のインタビューなど、会社を理解するためのヒントはさまざまな情報のなかに散りばめられています。
実際に働く人の話や、会社説明会で聞ける内容も、有力な情報となるでしょう。

これらの情報を集めて応募先を深く理解し、ニーズを推し量ることが企業研究です。

質問の答えを考える

「志望動機」や「自己PR」は、新卒、転職問わずほとんどの面接で聞かれる定番の質問です。

これらの質問に対しては、答える内容をあらかじめ準備しておく必要があります。

また、面接の最後に「なにか質問はありませんか?」と聞かれることも多いでしょう。
いわゆる「逆質問」と言われますが、面接官はその会社の社員・役員なので、面接でも企業側の考えを聞くことができるチャンスです。
あらかじめ企業研究をしたうえで、準備をしておきましょう。

練習を行う

本番を想定した練習を繰り返し行いましょう。

入念な企業研究や自己分析を行い、想定される質問の答えを用意していても、実際の面接でしっかりと受け答えするのは難しいものです。
また、答えた内容について深掘りされたり、予想外の質問をされることもあるでしょう。
どのような状態になっても言葉につまることなく回答するためには、練習が欠かせません。

特に本番さながらの模擬面接練習は、「声が小さい」「姿勢が悪い」など、質問の答え以外の課題を発見することにもつながります。

十分な練習を積み重ねることで、面接当日に焦ることがなくなり、自信を持った状態で臨めるようになります。

最近では模擬面接ができるアプリケーションソフトもあります。
まずは質問に対する自分の考えを、声に出して練習しましょう。

面接の練習について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

面接時間と場所、提出書類を確認する

面接時間や集合場所、提出書類などの詳細はしっかりと調べておき、当日に焦らないようにしましょう。

面接への遅刻は厳禁です。
当日は時間に余裕を持って行動するように心がけてください。
早めの行動を心がけていても、交通機関の乱れによって遅れる可能性はあります。
なにかあった際にすぐに連絡できるように、企業の連絡先を控えておくことも大切です。

また、履歴書や卒業見込証明書など、当日に提出する書類を忘れていないかも必ずチェックしておきましょう。

面接の持ち物について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

面接対策として準備をしっかりすれば安心して就活に臨める

面接は、十分に準備して臨むことで、内定を得られる可能性を高められます。
また、準備が十分であれば、当日の受け答えも自信をともなったものになり、面接官に与える印象も良いものになるでしょう。

執筆者について

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