面接の結果連絡が遅いと、落ちてしまったのではないかと不安になる方もいるでしょう。
しかし、連絡が遅いからといって、不採用とは限りません。
本記事では、面接の結果連絡が遅くなる際の原因や、一般的な結果連絡までの日数、連絡が遅いときにやっておきたいこと、問い合わせる際の注意点などを解説していきます。
面接の結果連絡が遅くて落ち着かない方や、これから面接を控えている方は、参考にしてください。
目次
面接合格の結果連絡は遅いこともある
面接の結果連絡が遅い際には、下記の理由が考えられます。
- 社内事情
- 応募者が多い
- ほかの応募者の回答を待っている
それぞれの理由を詳しく解説します。
社内事情
「採用担当者が少ない」「採用担当者が複数の業務を同時進行している」など、社内事情によって選考が遅れ、面接の結果連絡が遅くなることがあります。
面接官の間で誰を採用するか意見が食い違う場合も、採用者が決定するまでに日数を要するでしょう。
また、大企業では採用の判断に上司や役員の承認が必要な場合があります。
この場合も、採用者を決定するまでに時間がかかります。
応募者が多い
募集人数に対して応募者が多い場合、書類選考や面接を終えてからでなければ採用する人を決められないため、結果連絡が遅くなることがあります。
特に人気のある職場では応募が殺到するので、結果が出るまでにも時間がかかりがちです。
ほかの応募者の回答を待っている
補欠合格の場合、結果連絡が遅くなることがあります。
企業は、内定者から順番に連絡し、場合によっては説得したり面談の機会を設けたりすることがあるのです。
補欠合格者に対しては、ほかの合格者に内定の意思を聞いてから合否の連絡をするため、面接から2〜3週間後の連絡になることがあります。
面接の返事は一般的に何日で来るのか
一般的に、面接の結果連絡は1週間程度で来ます。
スムーズに選考が進むと2〜3日程度、長い場合だと2週間程度かかることも。
また、企業側が結果連絡までの日数の目安を提示している場合もあります。
面接の段階で連絡日の目安がわからない場合は、確認しておくと良いでしょう。
面接に落ちた?結果連絡が遅いときにやっておきたいこと
面接結果の連絡を待っているときには、次に応募する企業への書類作成や、面接対策を進めておきましょう。
結果連絡が遅いと、そわそわして落ち着かないかもしれませんが、連絡を待つ時間を有効活用できれば、仮に落ちてしまったとしても、その後の就職活動を効率よく進めることができます。
面接の結果連絡を問い合わせるときの注意点
面接の結果連絡の期限が過ぎている場合は、企業側に確認の連絡をしてもかまいません。
しかし、連絡する際は、次の注意点を守ったうえで連絡しましょう。
- 合否連絡が迷惑メールのフォルダにないか確認
- 問い合わせは結果連絡の期限を過ぎてから
- 連絡が遅いことを指摘しない
- 不採用の場合は連絡が来ない場合もある
それぞれ解説します。
合否連絡が迷惑メールのフォルダにないか確認
結果連絡が来ないときにまず覚えておきたいのが、合否連絡のメールが迷惑メールフォルダに振り分けられている可能性があることです。
面接の結果連絡を待っている期間は、迷惑メールフォルダも頻繁に確認しましょう。
内定承諾の旨は、連絡から1週間程度に設定されていることが多いです。
そのため、迷惑メールフォルダに振り分けられていて1週間以上気付かなかった場合は、内定取消になってしまうおそれもあります。
面接結果を問い合わせる前には、必ず迷惑メールフォルダを確認しましょう。
問い合わせは結果連絡の期限を過ぎてから
面接結果を問い合わせる場合は、結果連絡の期限の翌日以降にしましょう。
そのためにも、連絡の期日は必ずチェックしておきましょう。
また、結果連絡の日程は、面接時に口頭で言われることも少なくありません。
期限が不明な場合は、面接時に確認しておくと良いでしょう。
なお、面接の結果連絡がいつ頃になるのか把握していないのであれば、面接から2週間程度経過しても連絡が来ない場合は、問い合わせてみても良いかもしれません。
連絡が遅いことを指摘しない
面接の結果連絡を問い合わせる際は、伝え方にも気を配りましょう。
「連絡が遅いため、早めに結果連絡がほしい」「合格ですか?」というような伝え方だと、自己中心的な印象を持たれかねません。
「結果のご連絡はいつ頃になる予定でしょうか?」のように、配慮を込めた言い回しで尋ねるようにしましょう。
また連絡する際は、最初に面接のお礼を伝えることも忘れてはいけません。
早朝や夜遅くの電話連絡もマナー違反になるため、時間帯にも気をつけてください。
不採用の場合は連絡が来ない場合もある
不採用の場合、面接の結果連絡が来ないこともあります。
不採用時に連絡をしてくれるかどうか不明な場合は、事前に確認しておくと良いでしょう。
連絡が来るかどうかわからない状況だと、不合格の場合、来ない連絡をいつまでも待つことになりかねません。
結果連絡の詳細については、あらかじめ確認しておくことが重要です。
面接の結果連絡が遅いからといって不採用とは限らない
面接の結果連絡が遅くても、必ずしも不採用だとは限りません。
社内事情や応募者数、他の応募者との兼ね合いなどにより、連絡が遅くなることがあります。
結果連絡の日程がわからない場合は、事前に確認しておくのがおすすめです。
連絡があるまでは落ち着かないかもしれませんが、時間を無駄にせず、次に応募する企業の就職活動を進めておきましょう。
期限を過ぎても連絡が来ない場合は、連絡しても大丈夫です。
しかし、言い回しや連絡の時間帯などのマナーに気を付けるようにしましょう。