パート・アルバイトの職歴が多い人は、新たな求人に応募する際に「履歴書の職歴欄に書ききれない」と悩むことがあるかもしれません。
そこで、この記事ではパート・アルバイトの職歴が多い人の履歴書の書き方を紹介します。
「たくさんのパート・アルバイトを経験してきた」「転職回数が多い」という方で履歴書の書き方がわからない人は、ぜひ参考にしてください。
目次
パート・アルバイトの職歴が多い履歴書の書き方
パート・アルバイトの職歴が多い人が、履歴書を書く際のポイントは以下のとおりです。
- 入社と退社を一行にまとめる
- 「現在に至る」と「以上」を一行にまとめる
- パート・アルバイトは業種ごとにまとめて記載する
- 詳細は職務経歴書に記載する
- 職歴欄が大きい履歴書を利用する
- 学歴を省略する
- 部署や支店名などの詳細は省略する
- 学歴と職歴の間に空行を入れない
一つずつ見ていきましょう。
1.入社と退社を一行にまとめる
履歴書の職歴欄の一般的な書き方は、これまでの職歴の入社と退社の情報をそれぞれ一行ずつ使って記入しますが、書ききれない場合は、入社と退社を一行にまとめると良いでしょう。
【記入例】
2.「現在に至る」と「以上」を一行にまとめる
履歴書の職歴欄の最後には、「現在に至る」と「以上」をそれぞれ一行ずつ使って記載するのが一般的ですが、スペースがない場合は、「現在に至る」と「以上」をそれぞれを一行にまとめると良いでしょう。
【記入例】
3.パート・アルバイトは業種ごとにまとめて記載する
履歴書の欄が足りない場合は、パート・アルバイト歴を業種ごとにまとめて記載する方法もあります。
【記入例】
正社員としての職歴は履歴書の職歴欄に通常どおりに記載し、パート・アルバイトの職歴が多い場合は上記のようにまとめると良いでしょう。
4.詳細は職務経歴書に記載する
履歴書に書ききれない職歴の詳細は、職務経歴書でアピールできます。
履歴書の職歴記入欄にも、その旨を記載しておきましょう。
【記入例】
5.職歴がたくさん書ける履歴書を 購入する
履歴書の種類は豊富で、なかには職歴欄が大きめに作られているタイプもあります。
職歴欄が大きいぶん、他の記述欄が削られているケースもあるため、アピールしたい内容に即した履歴書を使用しましょう。
6.学歴を一部省略する
パート・アルバイトの職歴が多い場合は、学歴の省略も考えましょう。
学歴欄には、一般的に中学校卒業からの学歴を記載しますが、職歴が多くて書ききれない場合は、高校入学や高校卒業からの記載でもOKです。
ただし、中退歴の省略は学歴詐称と捉えられるおそれがあります。
数が多く書ききれない場合でも、「高校中退」「大学中退」などは省略せず必ず記入しましょう。
7.部署や支店名などの詳細は省略する
履歴書の職歴欄は、原則として部署や支店名を正式名称で記載するものです。
しかし、パート・アルバイトの職歴が多く、すべての職歴の情報を正式名称で記載すると書ききれない場合は、会社名と入社・退社の基本的な情報のみ記載し、部署や支店名は省略しても良いでしょう。
部署や支店名、仕事内容などは、職務経歴書に詳しく記載してください。
8.学歴と職歴の間に空行を入れない
本来、履歴書の職歴欄には学歴と職歴を別に記載し、間に空行を一行入れるのがルールですが、学歴と職歴の間の空行をなくしても良いでしょう。
「あと一行あれば書ききれるのに」という場合におすすめの方法です。
パート・アルバイト職歴が多い人も大丈夫!職歴欄は工夫して書こう
パート・アルバイトの職歴が多くて履歴書の職歴欄に書ききれない場合でも、工夫次第で職歴を伝えることができます。
職歴欄の書き方を工夫したり、職務経歴書も活用しながら、自分の職歴を効果的にアピールしましょう。