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履歴書の住所の書き方|正しい記載方法・記載例を紹介

「履歴書の住所の書き方がわからない」
「マンション名は書くの?」
履歴書では必ず住所を記載しますが、上記のような悩みを持つ人も多いのではないでしょうか。

この記事では履歴書の住所の書き方を詳しく解説します。
記載例や正しい住所の調べ方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

履歴書への住所の書き方

履歴書への住所の書き方

ここではまず、履歴書への住所の書き方として、以下の7つのポイントを紹介します。

  • 省略せずに正式な住所を書く
  • 番地の書き方
  • ふりがなの書き方
  • 現住所以外の書き方
  • 住所が長い場合の書き方
  • 住所が変更予定の場合
  • 履歴書の住所の記載例

省略せずに正式な住所を書く

履歴書の住所は省略せずに正式に記載しましょう。
都道府県内だと市や区から書き始める人もいるかもしれませんが、省略するのは不適切です。
また、賃貸の場合、部屋番号だけではなく、マンション名も記載するのが基本です。

郵便番号は〒マークの横に算用数字で書き、ハイフンでつなげます。
うっかり書き忘れないように注意しましょう。

番地の書き方

正式な住所の番地はハイフンではつなげず、「番地丁目号」で記載されています。
そのため、履歴書の場合もハイフンを使わないほうが良いでしょう。
また、ハイフンは漢数字の一と見分けがつきづらいため、使わないほうが無難です。

数字は漢数字でも算用数字でも構いませんが、横書きで漢数字を使うとハイフンと混乱する可能性があるため、算用数字を使うと良いでしょう。

ふりがなの書き方

ふりがなを書く際はまず、記入欄に「ふりがな」とひらがなで書いてあるのか、「フリガナ」とカタカナで書いてあるのかを確認しましょう。
ひらがなで書いてあった場合はひらがなで、カタカナで書いてあった場合はカタカナで書くのが原則です。

ふりがなは番地の前までを書き、番地番号や部屋番号は書きません。
マンションやアパートの場合は建物名も忘れずに書きましょう。
建物名が漢字やアルファベットの場合はふりがなを書きますが、ひらがなやカタカナの場合は書く必要はありません。

現住所以外の書き方

履歴書には現住所のほかに連絡先を書く欄があります。
連絡先が現住所と同じ場合は「同上」と記載し、ふりがなは書きません。

就職活動のために自宅以外の場所に一時的に滞在している場合などは、連絡を受け取れる住所を記入します。
名字が異なる場合は、「〜方」と住所のあとに書いておきましょう。

住所が長い場合の書き方

正式名称で住所を書くと長くなってしまい、一行で収まらない場合もあるでしょう。
長い場合は無理に一行に詰め込むのではなく、二行に分けて書きます。
分ける際は、マンション名の前で分けるなど、区切りの良い箇所で行を変え、採用担当者が見やすいように配慮しましょう。

住所が変更予定の場合

ここからは、住所が変更予定の場合の書き方を紹介します。

変更先の住所が決まっている

履歴書を書く時点で次の引越し先が決まっており、住所がわかっている場合は、連絡先に引越し先の住所を書いておきます。
住所欄には履歴書を書いている時点で住んでいる家の住所を書きます。

連絡先の欄に新しい住所を書いたら、転居予定日も書いておきましょう。

【記入例】10月1日に転居予定です。
2023年3月に連絡先の住所へ転居予定

変更先の住所が決まっていない

就職が決まってから引越しを決めるなど、変更先の住所が決まっていない場合は、現在の住所を書き、引越し先がまだ決まっていないことを記載してください。

住所は郵便目的だけではなく、職場からの距離の目安にもなります。
そのため、転居先の方面や最寄り駅だけでもわかっている場合は、記載しておくと良いでしょう。

また、転居先が決まったら、すぐに採用担当者に電話やメールで連絡することが大切です。

履歴書提出後に住所が変更した場合

履歴書提出後に住所が変更した場合は、すぐに採用担当者に電話またはメールで連絡しましょう。
あらためて履歴書を送るのではなく、まずは一報を入れ、指示を仰いでください。
採用担当者が新しい住所と古い住所を混同しないように、しっかり伝えることが大切です。

履歴書の住所の記載例

履歴書の住所の記載例

ここからは具体的な書き方の記載例を2つ紹介します。
ぜひ参考にしてください。

記載例1|長い住所

住所が長い場合は、二行に分けても構いません。
ただし、ふりがなは一行に収めるようにしましょう。

ふりがな ◯◯けん ◯◯◯し ◯◯◯く ◯◯◯ちょう だいいちはうす
現住所(〒000 ー 0000)
◯◯県◯◯◯市◯◯◯区◯◯◯◯町1234番56号
第一ハウス1301号室

上記のように区切りの良いところで分け、見やすいように書きましょう。

記載例2|住所変更予定

住所変更予定がある場合は以下のように、現住所に現在の住所を、連絡先に転居先の住所を記載します。

ふりがな ◯◯と ◯◯く ◯◯ちょう
現住所(〒000 ー 0000)
◯◯都◯◯区◯◯町1丁目2番地3号
ふりがな ◯◯けん ◯◯く ◯◯まち
連絡先(〒000 ー 0000)
◯◯県◯◯区◯◯町123番地

また、転居先が決まっていない場合は、本人希望記入欄に転居方面や最寄り駅など、わかる範囲の情報を記載しておくと丁寧です。

本人希望記入欄
2023年3月に連絡先住所に転居予定

正式な住所がわからない場合の書き方

正式な住所は、郵送時だけではなく、入社時の手続きで使用することもあるため、わからない場合は自分で調べましょう。
手元に正しい住所がわかるものがない場合は、市町村区から発行される住民票を確認するのがおすすめです。

住民票には正式な住所が必ず記載されています。
普段使っている住所は必ずしも正式名称とは限らないため、正しい住所か判断できない場合は確認するほうが良いでしょう。

正しい住所の書き方で履歴書を完成させよう

この記事では住所の書き方のポイントを詳しく紹介しました。
履歴書の正しい書き方を知らないと、採用担当者にあまり良くない印象を与えかねません。また、住所は合否連絡の郵送や入社後の手続きに使用されるため、間違えないようにしっかりと記載しましょう。

執筆者について

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