新卒の面接後にお礼メールを出すべきかどうか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
基本的にお礼メールを送る必要はありません。
ただし、お礼メールが好印象につながるケースもあります。
そこで今回は、お礼メールの必要性や送る際の例文などについて詳しく見ていきましょう。
企業から返信があった場合の対応方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
新卒の面接後にお礼メールは必要?
新卒面接後のお礼メールは基本的に必要ありません。
送らなかったからといって、合否に悪い影響を与えることはないと考えて良いでしょう。
面接の結果に影響はありませんが、時間を割いて面接をしてくれたことに対する感謝の気持ちを示したい場合には、お礼メールを送っても良いでしょう。
なお、お礼メールを送る場合は、面接の当日中に送るのがマナーです。
ただし、面接が夕方に行われるなど当日の営業時間内に送れない場合は、翌日の午前中のうちに送るようにします。
面接のお礼メールについて詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
また、場合によってはお礼メールを送ることで悪印象を与えてしまうこともあります。
誤字脱字や敬語を間違って使うほか、面接で伝えきれなかった自己PRを長々と書くなどです。
感謝の気持ちを伝える前に、送るのにふさわしい内容かどうかを確認しましょう。
逆効果になるケースについては、以下の記事をご覧ください。
新卒が面接のお礼メールを書く際の例文
ここからは、新卒が面接のお礼メールを書く際の例文を紹介していきます。
いずれのケースも以下の4つのポイントを盛り込みましょう。
- 件名に自分の所属や名前を入れる
- 宛名の会社名、役職などは正式名称で記入する
- 本文には面接の感想や意欲を盛り込む
- 署名を入れる
1~2次面接後に送るお礼メールの例文
1~2次面接後に、面接に対するお礼を伝えるメールの例文です。
件名:1次面接のお礼/ 〇〇大学 山田 太郎
〇〇株式会社
採用ご担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の山田太郎と申します。
この度はお忙しい中、1次面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
✖✖様のお話を伺い、貴社のサービスや入社後のスキルの理解が深まり、ますます貴社で働きたいという気持ちが強くなりました。
次回面接の機会がありますと幸いです。
取り急ぎお礼を伝えたくメールをいたしました。
末筆ながら、貴社のご発展とご多幸をお祈り申し上げます。
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山田 太郎(Taro Yamada)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒000-0000
〇〇〇県△△市✖✖町1-2-3
携帯電話:080-xxxx-xxxx
メール:taro@xxxx.□□□.com
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最終面接後に送るお礼メールの例文
最終面接後に、面接に対するお礼を伝えるお礼メールの例文です。
1次面接と同じ内容でも問題ないですが、面接での印象や感想を自分の言葉で伝えると良いでしょう。
件名:最終面接のお礼/〇〇大学 山田 太郎
〇〇株式会社
採用ご担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の山田太郎と申します。
この度はお忙しい中面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
面接では今後の貴社のサービスにおける方向性などについて、××様から詳しく話を伺うことができ、将来をより明確にイメージすることができました。
本日の面接を終えて、ますます貴社で働きたいという気持ちが強くなっております。
取り急ぎ、面接のお礼を申し上げたくメールいたしました。
末筆ながら、貴社のご発展とご多幸をお祈り申し上げます。
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山田 太郎(Taro Yamada)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒000-0000
〇〇〇県△△市✖✖町1-2-3
携帯電話:080-xxxx-xxxx
メール:taro@xxxx.□□□.com
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内定通知に対するお礼メールの例文
内定通知に対するお礼を伝えるメールの例文です。
メールで連絡が来た場合は、件名を変えずに返信します。
以下は電話や封書で連絡があった場合の例文です。
件名:内定通知のお礼/〇〇大学 山田太郎
〇〇株式会社
採用ご担当者様
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇年の山田太郎と申します。
先日はお忙しい中面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
また、このたびは内定のご連絡をいただき、重ねて御礼申し上げます。
貴社からの内定を謹んでお受けし、入社を希望いたします。
入社後はできるだけ早く戦力となり、貴社に貢献できるよう努めてまいる所存です。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
まずはメールにて御礼申し上げます。
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山田 太郎(Taro Yamada)
〇〇大学 〇〇学部 〇年
〒000-0000
〇〇〇県△△市✖✖町1-2-3
携帯電話:080-xxxx-xxxx
メール:taro@xxxx.□□□.com
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企業から面接のお礼メールが届いたときの返信方法
お礼メールに企業から返信がきたときは、自分からやり取りを終わらせずに、返信するようにしましょう。
特に、メールが質問や選考に関する内容だった場合は、迅速に返信しましょう。
ただし、「返信不要」と注記があった場合は、返信する必要はありません。
いずれにしても、内容と返信要不要をしっかりと確認したうえで、適切な対応をすることが大切です。
企業からお礼メールの返信がきた場合の対応方法について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
新卒採用面接のあとはお礼メールを出せば好印象につながることもある
今回は、新卒面接後のお礼メールについて解説しました。
新卒の面接後にお礼メールを送る必要はありません。
合否に影響を与えることはありませんが、感謝の気持ちを伝えたい場合にのみ送ると良いでしょう。