志望動機が「好きだから」という内容ではあまりに単純すぎるため、言い換えたほうが効果的なこともあります。
この記事では「好きだから」という志望動機の言い換え方法を紹介します。
採用担当者に向けた効果的なアピール方法も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
志望動機の「好きだから」は評価されない可能性がある
面接で志望動機を尋ねられた場合、「好きだから」という単純な理由だけを述べると、採用担当者から評価されない可能性があります。
採用担当者は、自社や職種に対して志望者がどのような魅力を感じており、どのような価値観を持っているのかを知りたいと考えています。
そのため、単に「好きだから」という志望動機では、企業や職種と採用者の適性を判断できません。
また、表面的でアピールに乏しい印象を与えてしまう可能性もあります。
採用担当者に自分の魅力を伝えるためにも、志望動機について深く考えたうえで、具体的な理由を述べるように心がけましょう。
志望動機の答え方や例文について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。
志望動機「好きだから」の言い換えは「向いている」
志望動機として「好きだから」では単純に聞こえてしまうので、「向いている」と言い換えれば、一定の効果が期待できます。
ただし、言い換えるだけでは意味がありません。
「向いている」という表現なら、自分が職種に適していると思う理由を示唆できますが、具体的にどのような点が合っているのかが伝わらなければ、十分にアピールできないでしょう。
そのため、「好きだから」という志望動機を「向いている」に言い換える場合は、自分がどのような職種に向いているのか、自分に何ができるのかを具体的に説明するよう心がけましょう。
具体的な適性を挙げれば、採用担当者に自己分析力やコミュニケーション能力もアピールできます。
志望動機は「好きだから」ではなく「やりたいこと」をベースに考えるのも一つの方法
「好きだから」という理由は、志望者がその職種に興味を持ち、好ましく思っていることは示せますが、具体的な志望動機としては不十分と考える採用担当者も少なくありません。
そのため、「やりたいこと」をベースにして、就職後に何を成し遂げたいのか、何に挑戦したいのかをアピールし、具体的で強い志望動機にする必要があります。
自分がやりたいことを考える際には、自分のスキルや経験、興味や関心を基準にしてみましょう。
ただし、「やりたいこと=できること」ではない点には注意が必要です。
また、採用側は企業研究を前提として考えているので、自分目線ではなく企業の視点になって考えるようにしましょう。
志望動機の「好きだから」は「向いている」と言い換えられる
採用面接で、志望動機として「好きだから」と答えてしまうと、採用担当者への十分なアピールにならないことがあります。
具体的で強い志望動機にするためには、「好きだから」という単純な理由を「向いている」と言い換えてみるのも、一つの方法です。
ただし、単に「向いている」と言い換えただけでは不十分です。
自分がなぜその職種や企業に興味を持っているのかを明確にして、採用担当者に好印象を与えられるようにしましょう。