「志望動機のまとめ方がわからない」
「説得力のある志望動機にする方法を知りたい」
就職活動や転職活動の際に尋ねられる志望動機について、上記のように悩む方は少なくないでしょう。
そこで今回は、良い志望動機のまとめ方を解説します。
就職や転職を控えている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
志望動機を作成するための情報のまとめ方は?
良い志望動機を作成するために必要なことは、主に以下の3つです。
- 志望動機の文章量を把握する
- 志望動機に使用する情報につながりを持たせる
- 志望動機で使用する強みの選び方
順に解説します。
志望動機の文章量を把握する
志望動機を書き始める前に、どの程度の文章量が求められているのかを把握しましょう。
履歴書に志望動機を記入する場合、記入欄の9割を埋める程度が一般的とされています。
面接における志望動機であれば、約1分で無理なく喋りきれる分量、文字数にして200~300字が適切です。
ただし、企業によっては「400字以内」「800字程度」など、志望動機の文字数を指定してくるケースもあります。
指定がある場合は、それにしたがって志望動機を作成してください。
志望動機に使用する情報につながりを持たせる
志望動機は、主に以下の3要素の組み合わせから成ります。
- 企業のどこに魅力を感じているのか
- 自分にはどのような強みがあるのか
- 入社後どのように活躍できるのか
志望動機をまとめる際には、この3要素につながりをもたせ、一貫性のある内容にすることがポイントです。
例えば「おちついた社風に魅力を感じている、明るいことが自分の強みである、入社後はチームワークを活かして働きたい」といった内容では、3つの要素が一貫しておらず、説得力に欠けます。
志望動機で使用する強みの選び方
志望動機では、自分の強みをアピールすることが重要です。
自己分析を十分に行ったうえで、以下の2つの条件を満たしている強みを選びましょう。
- 自分の経験を活かした具体的なエピソードがある
- 業務に活かせる内容である
自分の経験を活かした具体的なエピソードがある
志望動機で使う強みは、それを裏付ける具体的なエピソードがあるものを選びましょう。
エピソードは強みに説得力を持たせるだけでなく、他の候補者と被ることがないため、オリジナリティを出すうえでも有効です。
エピソードでは、どのような過程でその強みを身につけたか、どのような場面でその強みが活きたのかなどの内容を伝えます。
具体的な数字を交えることができればなお有効ですが、必ずしも大きな結果につながったものでなくても構いません。
業務に活かせる内容である
志望動機でアピールする強みは、その企業で活かせるものを選びましょう。
例えば、営業職であればコミュニケーションスキルや傾聴力、IT関連であればプログラミングスキルなどのパソコンスキル、事務職では処理の正確さや早さなどが挙げられます。
良い志望動機を作るには構成のまとめ方が大事
志望動機を作成する際は、いきなり履歴書に書き始めるのではなく、先に構成を練っておくと良いでしょう。
先に構成を練っておくことで、文章の内容がぶれず、説得力のある志望動機を作ることができます。
まずは志望動機に盛り込めそうな情報を一通り書き出しましょう。
次に書き出した要素を組み合わせながら、応募先で活かせる強み、一貫性や適切な文章量のなかに収めるよう意識して構成を練っていきます。
志望動機の書き出しや締めくくり方について知りたい人は、以下の記事もご覧ください。
志望動機のまとめ方は各情報・各構成要素のつながりを意識しよう
志望動機のまとめ方を解説しました。
志望動機をまとめる際のポイントは、次の3点です。
- 文章量の把握
- 情報のつながり
- 強みの選び方
また、事前に構成を練っておくことで、内容がぶれない、説得力のある志望動機にすることが可能です。