「アルバイトの志望動機が思いつかない」
「志望動機の例文が見たい」
アルバイトの求人に応募し、履歴書に志望動機を書くとき、上記のような悩みを持つ方は多いでしょう。
本記事では、アルバイトの志望動機を書く際に押さえておくべき3つのポイントを解説し、志望動機別の例文を6パターン紹介していきます。
アルバイトの志望動機が思いつかない方は、参考にしてください。
目次
アルバイトの志望動機を履歴書に書くときのポイント
履歴書にアルバイトの志望動機を書くときのポイントは、以下の3つです。
- 応募理由をアルバイト先のメリットに紐づける
- 履歴書に記載する際は口語表現に気を付ける
- 説得力のある志望動機にする
順番に説明します。
応募理由をアルバイト先のメリットに紐づける
志望動機を書く際には、素直に「家から近いから」や「学校の帰り道だから」といった応募理由だけで終わらせてはいけません。
応募先の担当者は、あなたを雇って自分たちにどのようなメリットがあるかを知りたいからです。
「私を雇えば◯◯なメリットがある」と、具体的に自分を採用すると得られるメリットを表現する必要があります。
志望動機と採用側のメリットを一部例に挙げます。
応募理由 | 採用者側のメリット |
家から近い | 急なシフトでも入ってくれる |
このお店で働きたかった | 前向きに仕事に取り組んでくれる |
目的があって稼ぎたい | 一週間に複数日働いてくれる |
上記を例に自分の志望動機と採用者側のメリットをかけ合わせて書くと、採用される確率が上がるでしょう。
履歴書に記載する際は口語表現に気を付ける
志望動機に限らず、履歴書に記載する文章には書き言葉を使用し、話し言葉を用いないようにしましょう。
話し言葉で書いてしまうと、一般常識がないと判断され、書類審査で落とされやすくなります。
以下に話し言葉と書き言葉の一例を挙げますので、志望動機を書く際の参考にしてください。
話し言葉 | 書き言葉 |
どっち | どちら |
ちゃんと | きちんと |
やっぱり | やはり |
とっても/すごく | 非常に/きわめて |
どんどん | 急速に |
やっと | ようやく |
全部 | すべて |
説得力のある志望動機にする
自身の経験や、採用された場合に貢献できるポイントを具体的に書くと、説得力のある志望動機になります。
以下の2つの文章を見てください。
- 20年以上愛用していたブランドなので志望しました。
- 20年以上愛用していた経験から、お客様目線でブランドの良いところ・悪いところを詳細に説明できます。
1は単純に志望動機のみを書いていますが、2は具体的なメリットと自分の経験を紹介しているため、説得力のある文章になっています。
採用者側も採用後の働きがイメージしやすいため、採用率を上げられるでしょう。
【理由別】アルバイトの志望動機の例文
ここでは、アルバイトの志望動機の例文を、志望動機別に紹介していきます。
今回挙げる志望理由は以下の6点です。
- 自宅・学校から近いから
- 自分の働きたい時間帯に募集していたから
- 時給が高いから
- 興味のある仕事だから
- 友達に誘われたから
- 就活で実績として使えるから
順番に紹介していきます。
自宅・学校が近いから
急な出勤や天候に左右されずに安定して働き続けられるので、貴店に貢献できると思います。
自分の働きたい時間に募集していたから
こちらの募集要項では19時からのシフトで募集されていたので、私の希望と重なるため応募しました。
土日も部活のない時間帯での出勤が可能ですので、ご相談させていただければと思います。
時給が高いから
そのため、できるだけ時給の高いアルバイト先を探して貴店を志望しました。
週〇日以上、土日も出勤可能ですのでご検討よろしくお願いします。
興味のある仕事だから
アルバイトを始めたいと考えた際に、好きな本を取り扱う仕事をしてみたいと思い、貴店に応募しました。
友達に誘われたから
仕事内容や職場の雰囲気は〇〇からある程度聞いておりますので、採用いただけたら、早く貢献できるよう努力いたします。
就活で実績として使えるから
接客だけでなく、調理に関しても勉強していきたいです。
よろしくお願いします。
アルバイトの志望動機を面接時に答えるコツ
面接時には履歴書に書いた内容を一言一句間違えずに言う必要はありません。
面接では、履歴書に書いた内容から大きくズレないよう注意しつつ、書ききれなかった部分を補うように話すと、採用担当者の興味を高められます。
自分なりの志望動機をしっかり準備してアルバイトに応募しよう
アルバイトの志望動機を書く際は、実際の経験と、アルバイト先のメリットを意識しながら書くと、採用担当者に好印象を与えることができます。
志望理由は面接でも聞かれますが、履歴書に書いた内容を丸暗記するのではなく、書ききれなかった内容を補足しながら話すと良いでしょう。
希望するアルバイト先で働けるよう、魅力的な履歴書を作りましょう。