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短い自己PRの例文10種類|自己PRを絞るコツも解説

「応募先の企業から自己PRを150文字と指定されてしまった」
「自己PRを書く欄が狭く準備していた自己PRが入りきらない」
就職活動中に、このような困った場面に遭遇した経験はないでしょうか?

企業によっては自己PRの文字数を指定していて記入欄が狭い場合もあるため、就職活動中の方は短い自己PRが書ける方法を知っている必要があります。

この記事を読めば短い自己PRを書くコツがわかります。
自己PRを書く際に参考にできる長所別の例文も載せていますのでご覧ください。

短い自己PRの例文10選【長所別】

短い自己PRの例文10選【長所別】

短い自己PRの例文を紹介します。
紹介する例文は以下の長所別です。

  • 責任感
  • コミュニケーション能力
  • リーダーシップ
  • 努力家
  • 素直さ
  • 継続力
  • 向上心
  • 行動力
  • 聞く力
  • 協調性

自分の長所と同じものを参考に、短い自己PRを作成してください。

通常の自己PRの例文や高校生向けの自己PRを確認したい方は、以下の記事をご覧ください。

【例文】「責任感」の短い自己PR

私の強みは責任感だ。
学生時代に文化祭の実行委員会で、各クラスの必要物品の調達を任された。

準備中のトラブルで各クラスの必要物品が変わったり、個数の変更があったりして大変だったが、最後までやりとげ過不足なく物品の準備ができた。
貴社で働く際も自分の仕事に責任を持ち働きたいと思う。

【例文】「コミュニケーション能力」の短い自己PR

私は初対面の方にも笑顔で話しかけることができる。
学生時代にショッピングモールでスマートフォン販売のアルバイトをしており、多くのお客様に声かけをしてきた。

多いときは1日に100名以上のお客様に呼びかけを行った。
貴社に入社後もアルバイトで培ったコミュニケーション能力で、営業として頑張りたいと考えている。

【例文】「リーダーシップ」の短い自己PR

私は学生時代にバレーボール部のキャプテンとしてリーダーシップを発揮し、チームをまとめていた。
部員数10人と限られた条件のなかで、どのように練習すれば上達できるか部員同士で話し合い、まとめた意見を監督に報告し、より良い練習法を追求した。

日々の練習の結果、県大会ベスト8まで勝ち進んだ実績がある。
貴社に入社後もリーダーシップを活かし、周囲の社員や上司との連携を取りつつチームの団結に貢献したいと考えている。

【例文】「努力家」の短い自己PR

私は地道にコツコツと努力することができる。
学生時代に入部したバスケットボール部では、未経験のため基礎練習からスタートした。
同級生は経験者であり、試合形式の練習への参加やベンチ入りメンバーに選ばれていた。

当初はチームメイトとの差が目立ったものの、引退するまでに絶対スタメン入りするという目標を掲げ、部活での練習以外にも個人練習を地道に続けることで、最終学年でのスタメン入りを果たし目標を達成した経験がある。
貴社に入社後も地道に努力し業績向上に貢献したい。

【例文】「素直さ」の短い自己PR

助言されたことを実践する素直さが私の長所だ。
アルバイトで働き始めた際に店長から「助言されたときはまず実践するのが大事」と言われ、先輩方からアドバイスを受けた際は即実践していた。

実践してみることで自分に合った方法がわかり、働き始めて比較的短期間で一人で仕事をこなせるようになった。
貴社に入社後も素直な気持ちで働き、先輩・上司の方々からの助言を実践していきたい。

【例文】「継続力」の短い自己PR

私の長所は継続力だ。
小学生のときに将棋に興味を持ち、現在も続けている。
将棋を始めた当初はなかなか勝てず楽しさがわからなかったが、テレビや書籍で戦法を勉強していくうちに勝つことができるようになった。

継続した結果、現在は初段の実力を身につけている。
貴社に入社後も継続力を活かし、長期的に活躍できる社員として貢献したい。

【例文】「向上心」の短い自己PR

私は向上心を持って物事に取り組める。
希望する大学に入学したい気持ちが強かったため、可能性は低かったが半年間必死に勉強した。

毎日の勉強時間を6時間と決め、月180時間勉強。
勉強を続けた結果、今の大学に入学できた。
貴社に入社後は、売上成果年間〇〇万円をめざして頑張りたい。

【例文】「行動力」の短い自己PR

私の長所は行動力だ。
普段の生活で気になった物事はすぐに調べ、興味のある分野のイベントにはどんどん参加する。

友人と旅行に行く際も、率先して宿泊先の予約や旅行先での観光プランを考える。
行動した結果、人脈が広がったり知らなかった情報が手に入ったりするのがメリットだと感じる。
貴社に入社後も行動力を活かし、売上に貢献したいと考えている。

【例文】「聞く力」の短い自己PR

私の自慢は聞く力だ。
妹と弟がおり、兄として面倒を見るため、泣いている彼らの話を丁寧に聞き、なぜ泣いておりどうしたいのかを考えながら対応していくうちに聞く力がついた。

私は相手の要望を聞き、必要な対応を行える。
貴社に入社後はオペレーターとしてお客様の意見を聞き、要望に応えられるよう働きたい。

【例文】「協調性」の短い自己PR

私は協調性に自信がある。
大学時代に3つのフットサルチームに所属していた。
各チームではさまざまな性格のプレイヤーがいたが、一度も揉めることなくプレイできた。

どのような人にも合わせられる協調性があるため、複数のチームに所属できたと思う。
貴社に入社後も社内の方と円滑なコミュニケーションを取りつつ業務をこなしたい。

自己PRを短くする5つのポイント

自己PRを短くする5つのポイント

「例文だけではなかなか自己PRが作れない」という方のために、短い自己PRを作成するコツを紹介します。
短い自己PRを作成するには5つのポイントがあり、これらのポイントを意識しながら書くと簡単に短い自己PRをつくることが可能です。

短い自己PRを作成するポイントは以下のとおりです。

  • 冒頭は自分の強みを伝える
  • 詳しく説明しない
  • アピールしたい強みを厳選する
  • 文末を「である調」で書く
  • 入社後の活かし方も忘れずに伝える

順番に説明していきます。

冒頭は自分の強みを伝える

自己PRの冒頭は自分の強みを書き、面接官に自分の強みを覚えてもらいましょう。
強みを意識しながら選んだ理由と、強みを裏付ける独自エピソードを読んでもらうと理解しやすくなります。

多くの履歴書に目を通す面接官は、一行ずつ丁寧に読まない可能性もあるため、冒頭で自分の強みを明確に示し、印象に残す必要があります。

詳しく説明しすぎない

自分の強みを裏付ける独自エピソードは、自己PRに必要です。
しかし、詳しく説明しすぎようと頑張ると文章が長くなりがちです。
自己PRを短くするためには、具体的な説明をしすぎないように注意しましょう。

詳しく説明した例文と意図して省略した例文を紹介します。

  • 詳しく説明した例文
    友人と旅行に行くため、自宅から近い旅行代理店で3ヵ月後の予約を取った
  • 省略した例文
    旅行に行くため代理店で早めに予約した

上記のように、省略しても意味が通じる部分は書かないように意識すると、文字数を減らせます。

アピールしたい強みを厳選する

自分の強みが複数ある場合でも、一つに厳選して自己PRを作成します。
短い自己PRですべてを網羅しようとすると、短くまとめられません。

どの強みが適しているか選ぶには、志望先の会社業務に向いている強みを選ぶと良いでしょう。
業界ごとのアピールすべき強みは、以下のとおりです。

  • 営業:コミュニケーション能力・傾聴力・負けず嫌い
  • 金融業:コミュニケーション能力・真面目・責任感が強い
  • 製造業:集中力・忍耐力・体力
  • コンサルティング業:論理的思考力・課題発見力・リーダーシップ
  • テレビ業:好奇心旺盛・体力・行動力
  • 広告業:コミュニケーション能力・柔軟な思考力・視野の広さ

上記を参考に、自己PRで使用する強みを選んでください。

文末を「である調」で書く

文章を短く書くためには、文末表現を「ですます調」ではなく「である調」で書くのがおすすめです。
ですます調で文章を書くと、「○○です」を「○○だ」と表現できるため一字少なくなります。
省略できる文字数はわずかですが、書ける文字数が限られている場合は「である調」で書きましょう。

とはいえ、「である調」で書くときつい表現になるため、履歴書やエントリーシートにはふさわしくないと考える方もいるでしょう。
文字数制限がない場合や、簡潔さを重視しない場合には、「である調」にこだわる必要はなく、安心して「ですます調」を使用してください。

入社後の活かし方も忘れずに伝える

自己PRを短くするのに意識が集中してしまい、入社後の業務で自分の強みをどう活かすのかを書き忘れないようにしましょう。
自己PRは、自分が入社後に会社でどのように貢献できるかを伝えられる項目です。
自分の強みと業務内容が関連するものを選択すれば、効果的にアピールできます。

しっかりとした企業研究を行わず、関連性の薄い強みを選ぶと面接官の印象に残りません。
希望先の企業と相性の良い強みがわからない方は、先に紹介した「アピールしたい強みを厳選する」の項目で、業界ごとに関連性の高い強みを紹介しているので参考にしてください。

短くても面接官の心に響く自己PRを作成しよう

自己PRを短くするのは難しいですが、ポイントをおさえれば誰でも作成可能です。
ポイントは5つあり、以下のとおりとなります。

  • 冒頭に自分の強みを伝え印象を残す
  • 簡潔に分かりやすく伝える
  • 志望する企業に合った強みをアピールする
  • 文字数制限がある場合は、文末を「である調」で書く
  • 入社後に自分の強みをどう活かすのか伝える

上記のポイントを意識しながら、簡潔な自己PRを作成してください。
その際、自己PRで使用する強みは希望先企業の業務と関わりの深いものを選び、面接官の印象に残るような文章をつくりましょう。

執筆者について

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